2017年5月29日月曜日

担ぎ桶の皮の寿命は何年??

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


週明けの月曜日、、、
毎朝の日課は、大量のメールチェックから( ;∀;)

起きたばかりの
フレッシュな頭なので
処理も早い早い!

今日もサクサクがんばりましょう!

さて、

そんなメッセージの中に
今日はこのようなメールをいただきました。


以下。

三浦さんこんにちは!

3年前に購入させていただいた
両面牛革の桶太鼓ですが、

皮の中心部分に穴があいてしまいました!

新しい皮に替えていただきたいのですが、、、




送っていただいた画像をよく見ると

確かに中心部分に小さな穴が!




確かに穴があいている!

でも、

正直3年と伺って
ちょっと早いな~と、、、

思ってもともとの皮に
問題があったか??と

不安になり、

お客様に聞いてみたんです。


すいません、
3年で破れるのは
少し早い気がしますが、、、

どのくらいの使用頻度でしょうか???


すると、
こう返ってきました。


年間約200日仕様です!
練習も含めれば300日位叩いてます!!!


と、、、、( ;∀;)


年間300日ということは
ほぼ毎日ということですね( ;∀;)


トータル約1000日使用か、、、

それなら納得です( ;∀;)


実は、
わたしもつい先日愛用のマイ桶の皮が破れたんです!




ちなみに、
私の皮は5年間使用した馬革です。

さすがに300日の練習はないですが( ;∀;)

週1回の練習と、
年間通して40回くらいあるイベントで
ほぼ使ってましたから

これも寿命ですね、、、



よくお客様から
太鼓の皮ってどのくらい持ちますか??


そう聞かれることがありますが、

寿命は使った回数に比例しますので
やはり使用頻度が高くなれば

破れる確率が
高くなるという事ですね。


ちなみに、
馬革と牛革でも当然変わってきます。

馬革は牛革に比べ
薄くて繊維質にハリがありますので

当然破れやすく、

また、破れたときも写真のように
裂けるように破れるのが特徴です。


いっぽう牛革は、

先の画像を見ていただくと
分かりますが、

裂けるというより、

打ち込んだ一点が
ポツリと穴があくように破れるのが特徴です↓



もっと言うなら、

当店の桶は、

・「表面」の皮→気持ち厚目の低い音

・「裏面」の皮→気持ち薄目の高い音


と作り分けてますから
これだけでも皮の寿命が変わってきます。


残念ながら、

穴があいてしまった皮は、
補修することはできませんので

こればかりは新しい皮に
交換していただくしかありません。

皮の張り替え、
皮だけの販売も当然させていただいておりますし、

先にお伝えした

皮の厚みやニュアンスについても
こんな音がいいなぁ~という事は

お気軽にご相談くだされば
出来る限り対応させていただきます!

これから
いよいよ本格的な祭り&イベントシーズンですからね!


困ったことがありましたら
お気軽にご相談くださいませ!

今日もステキな一日を(^_-)-☆