こんにちは、六代目彌市です♪( ´▽`)
今日からお天気いよいよ
下り坂のようですね〜♬
今日はイベントもひと段落して
通常のお仕事です♪( ´▽`)
昨日は、本当に
梅雨の合間のお天気に恵まれて!
屋外での演奏だったんですが
「味噌六」もまたまた大活躍してくれました!!
そうそう、
初めて「味噌六」を見ていただくと、
その大きさに
当然みなさん驚かれますが、
それと同時に、
「良い音」ですね〜♬って
「音」の良さを感じて
いただいてます♬
まぁ、
味噌六の場合は、
太鼓そのものが
良い音をするってこともありますが、
我々が「良い音」を
鳴らす仕組みをきちんと理解して
叩いているってこともあります♬
これは、
「味噌六」に限らず、
どんな太鼓の種類にでも
言える叩き方なので、
今日は、職人の視点で
お伝えできる
「良い音」の出る
叩き方の仕組みを♬
お伝えしたいと思います!
まずは、
皆さんに質問です。
太鼓って、
そもそも
どこを叩くと一番「良い音」が
出せるのでしょうか???↓↓
どこを叩く???
そんな事、考えた事ないよって
言う方もいるでしょうし、
何となく、
この辺を意識して
叩いているって方もいると思いますが♬
正解は、「ど真ん中」を叩く↓↓
ことなんです♬
音の考え方そのものも
様々ありますが、
私が今日お伝えする
「良い音」というのは、
太鼓が一番大きな
エネルギーを発する「音」と理解してください。
太鼓そのものが持っている
最大限のエネルギーを引き出す♬
そんな叩き方です。
さて、「ど真ん中」を
実際に叩いた時の
音の反響がどのように
伝わっていくのか?
太鼓の中を覗いてみると
こんな感じになります↓↓
ど真ん中を叩くと
このように音の振動が均等に
太鼓全体に広がっていきます♬
だから、
音の「余韻」は残りにくいんですが、
先にお伝えした通り、
「太鼓全体」に一気に
音が伝わるので、
その太鼓が持っている
一番大きなエネルギーのある「音」が
出せるんです♬
これが、
私のお伝えしたい「良い音」の仕組みです♬
で、
ここからもう少し
具体的に説明させてもらうと、
実は、「真ん中」を叩くことを
意識して叩いているよって方も
いると思うんですが、
ただ真ん中を叩けば
良い音が出せるわけじゃないんです♪( ´▽`)
ここが難しい、、、、
例えばこんな感じです↓↓
例え、ど真ん中を
叩けていたとしても、
バチが入る角度が間違ってしまうと、
叩いた音が
まっすぐに入っていかなくて
こんな感じで斜めに音が
入っていってしまします♬↓↓
すると、
せっかく真ん中を
叩けていたとしても、
太鼓全体にエネルギーが
伝わらずに「良い音」には
ならないのです♬
だから意識して
もらいたいポイントは2つあります。
1つは、叩く場所を
ちゃんと真ん中を狙うことと、
もう1つは、
叩いた先の
音の広がり方を
ちゃんと意識して叩くってことです♬
ここは、
真ん中を叩くということは、
目の前の太鼓の叩く面を見てれば
何となくできますが、
太鼓は、目の前の
叩く皮面だけが鳴っているわけじゃなくて
太鼓全体が鳴らせて
初めて良い音につながるので、
叩いていない反対側の皮だったり
胴も「鳴らす」♬
そんな意識が必要なのです。
これは、
目に見えない部分なので
なかなか難しいですね♪( ´▽`)
例えるなら、
最近はほとんどの車が
オートマチック車なので、
マニュアル、ミッションの車の免許を
持っている人も少ないかもしれませんが、
ミッションの免許を持っている人なら
一度は経験があると思いますが、
「エンスト」しますよね♪( ´▽`)
なぜ?
エンストをしちゃうのかっていうと
エンジンが動力と
繋がっている「仕組み」は
残念ながら、
エンジンルームを見ながら
運転できるわけじゃないので、
頭の中で理解できてないから
どこをどう操作したら
上手に車を動かせるか?が
最初のうちはわからないのです。
太鼓も、
それと同じようなことで、
なかなか、
叩いた先の太鼓の「音」の
広がり方まで意識して叩ける人は
少ないでのです♬
ちなみに、
わざと「ど真ん中」を外して
叩く♬
と言う人もいると思います↓↓
さて、こうすると
今度はどんな音になるでしょうか??
真ん中を外して叩くと、
今度は、太鼓の中の音の
振動はこんな感じで伝わっていきます↓↓
こんな感じで、
音の伝わる「距離」が
微妙に変わって複雑に交差するので、
音に「余韻」が響きが
残るんです♬
ど真ん中を叩いた時のような
ドン!!!
と言うエネルギーあふれる「真」の
ある音ではありませんが、
これはこれで、
意識して使い分けて
叩けることで
より、
太鼓の「音」を
上手にコントロールしながら
演奏できるようになります♬
余韻の残る音と、
真のある音の違いをきちんと
理解してもらう為にも、
やはり、
まずは「ど真ん中」を
きちんと叩いた時に
太鼓全体を鳴らせる♬
そこを目指して欲しいですね!
今日お伝えしたのは、
決して目では見ることができない
太鼓の中の世界ですが、
その世界を見る為には、
心で「感じとる」♬
必要があります。
人と人、人と自然との
関わりも同じですが、
相手のことをより
理解をしようと思ったら、
相手の気持ちを
感じとる必要がありますよね♬
それができると、
自然と関係性も深まります。
「関係性」が深まるということは
お互いにハッピーになるってことです♪( ´▽`)
はい、
太鼓の音をより理解できるようになれば、
もっと
太鼓を叩くことが楽しくなるってことです♪( ´▽`)
私は、
いつもそんな太鼓との
コミュニケーションを楽しく感じながら
演奏してますから
めちゃくちゃハッピーなのです♪( ´▽`)
さて、
今日は遠方から
2件ほどお客様が来てくださるので、
楽しみです!
今日も素敵な1日を^_−☆