2018年9月17日月曜日

和太鼓は楽器になれるのか??

こんにちは、六代目彌市です^_^


さて、

今日は、またまた!?
密かに頭の構想にあった

私が作ってみたかった
「担ぎ専用桶太鼓」の試作第1号が完成したので

こちらをご紹介させてください♬




まだ、塗装前ではあるものの

一見すると普通の「桶太鼓」

それが今回
「担ぎ専用桶太鼓」という目的で製作♬



一体、どこか
どう違うのか??


その誕生の裏にあった
物語をご紹介します♬


実は、

さかのぼること、
昨年の11月に

三浦太鼓店メンバー全員で

岐阜県可児市にある
世界的にも有名なギターブランドメーカーの

ヤイリギターさんへ
工房見学に行ってきたんです♬





ヤイリギターさんは、

高い技術を持つ職人集団が
日々、手仕事で「本物」のギター作りに

こだわる素晴らしいギターブランド♬




同じ職人として、

これは絶対深い学びがあるに違いないと
社員みんなで訪れたのですが、


「本物」を作るために
整えられら環境や設備を見て


ただただ、
同じ職人としてうらやましてく、

それはそれは
圧倒されるばかりでした♪( ´▽`)


当然、

「ギター」と「太鼓」


一見、何の接点も
ないように思いますが、


「楽器」という角度で
捉えれば、


見るもの、感じるもの
全てが新鮮で


太鼓づくりにヒントになることが
たくさんあったんです♬


中でも、
私が一番ヒントになった話が
これでした↓↓



ギターの音が生まれる仕組みは、
とてもシンプルで


ボディとなる胴に弦が張られ
それを弾くことで「音」が生まれます♬


そして、

その「音」というのも

これまた胴の素材や
作り方によって無限に作れるのですが、


そのギターの「音」に
大きく影響しているのが

ボディーにあたる胴の
「素材」とその「厚み」だというのです。


素材で音が違うのは
太鼓も全く同じなのですぐに理解できましたが、


「厚み」という視点は、

正直あまり意識したことが
なかったので、


直感的に、面白いなぁ〜って
感じました♬




そうか〜、


ギターは、
ボディの厚みを薄くすることで

胴自体がよく響くようになり
結果、音がよく鳴るという♬



だったら、
もしかして「桶太鼓」も

そういう視点で捉えたら

新しい可能性が生まれるんじゃないか?



と、いうことで


今までの私の視点は、


胴が「薄い」ということは

イコール胴の「強度」に
関わってくるので、

逆にあまり薄くしてしまうのが
怖くて、

どちらかというと
いかに厚みを残して作れるか?

と、いう視点で
桶太鼓を作ってましたが


今回は、

思い切って真逆の視点で


桶太鼓の胴の響きを
最大限活かせるように、


極限まで薄い胴で作ってみよう!


そう思ったのです。



思い立ったら即行動!


早速、いつも使っている
厚みの板よりも薄い材料を準備♬



写真の右はこれまで桶を
作る時に使っていた材料の厚み

そして、

左側が今回の試作用に
準備した板の厚み♬

一見すると、

それほど大きな差が
ないように見えるかもしれませんが、


このわずかな違いこそが
大きな差になっていくんです♬



薄いがゆえに、

これまで以上に
一つ一つの作業を丁寧に

積み上げていかないといけません。



試作の桶のサイズは
1尺6寸♬



なぜ1尺6寸にしたかというと、

実は、

私が桶づくりを習い始めて
師匠と一番最初に作ったのが、

自分用の1尺6寸の
担ぎ桶だったんです↓




当時は、

ちゃんと桶という「カタチ」に
できたことだけで感動してましたから、


当然その先の「音づくり」だったり
仕上がりだったりは、二の次でした。


そこから、

自分なりの経験と知識を
積み重ね、


ようやくたどり着いた


自分が求める「音」を
自分で作れるという幸せを感じながら

試作作りに没頭すると同時に、



懐かしの1号機を改めて
見つめながら、


あの頃いろんなことを
教えてもらった師匠との時間を思い出し


いろんな思いが
蘇ってきました♬





私が桶づくりを師匠の元で
習い始めたのは、

平成28年の1月。

胴の中には、
もちろんその歴史が刻まれています↓↓




今年が平成30年ですから、

まだ桶を作り始めて
たかだか2年と9ヶ月なのです♪( ´▽`)


いろんな方との
奇跡的な出会いに改めて感謝しながら

気合を入れて
試作作りを続けます♬



この1号機が幸運にも
当時、本当に何もわからず
作っていたので、


とにかく重い♪( ´▽`)




当然、板の厚みも厚いので


今回の試作を作って
音の違いを確かめるには絶好の相手だ!


よって、

板の厚み以外は

この師匠と作った第1号と
全く同じ仕様で作ることにしました♬





ようやく、

少しずつカタチになってきたところで


いよいよ、
胴の中を削り込んでいきます。


ここでの作業が、

今回一番試してみたかった
板の「厚み」を決める重要な作業♬




ただただ
削ることはカンタンでも、


削り過ぎてしまえば
胴が割れてしまうし、

バランスよく削っていかなければならず、


いつも以上に
時間をかけ、


いつも以上に
たくさん削り込んでいきます♬




こうして、

ただでさえいつもより
薄い材料を、

さらに削り込んでいき、


これまでになかった
胴の薄さにチャレンジしました♬


そして、

いよいよ完成した試作第一号がこちら↓↓




右が、今まで使っていた
最初に作った桶で、

左が、今回新たに
作った試作第1号♬


塗装前ではあるものの、

パッと見ても
その違いはそれほど感じはしませんが、

この時点で、

桶の軽さが歴然と違うのです!!


早速、重さを測ってみることに!

まずは、今まで
使っていた重たい桶↓




胴だけで2.85キログラム!


これは、正直重いです♪( ´▽`)


今、標準で作っている桶で

だいたい1尺6寸が
2.2キロほどで作ってますから

ペットボトル1本分以上
重いので、

担いだ時の肩への負担も
当然大きいわけです、、、



続いて、

今回の試作機↓↓



なんと!!

2キロを切って、

1.8キロ!と
驚きの軽さ♬


今までの桶とは
1キロ以上軽くなったし、


1.8キロというのは、


通常の1尺4寸サイズの
桶と同じ重さです。


さて、

重さだけで驚いている
わけにもいかず、


肝心なのはその「音」に
どれだけ違いが出るのか??


早速、組み上げてみることに!





緊張の音出しは、いかに〜!!!!!!





おおお!!

これは、


明らかに違う♪( ´▽`)



確かに、胴が薄くなったことで

胴自体の響きが増して
音の響きに加えて、


なんと言えばいいのか、


胴が響くことによって
深みのある音色もプラスされたような印象になりました♬


胴が厚くてしっかりしていると、


芯のある音は出るのですが、

胴自体がああり響かないので
硬くてクリアな音の印象。


一方で今回の薄い胴は、

胴自体がよく響くので
クリアな音の中に深みと響きが
プラスされたような印象に仕上がりました♬


まさに、

ギター作りのノウハウは
太鼓にもそのまま同じことが言える!


そんな検証結果です♬


そして、なおかつ軽い!


「軽さ」とアンサンブルに埋もれない
音のクリアな「響き」が、


もしかして作れたら
桶太鼓の可能性はもっと広がるかもしれない、、、


「担ぎ専用桶太鼓」には、
そんな想いが込められています♬





さて、

せっかくここまで
「軽さ」と「響き」にこだわって作ったので、


塗装も、音を止めずに
塗膜を薄く仕上げられるよう

ここからは
塗装職人のしろちゃんに相談して


この太鼓にあった
最適な塗装で仕上げてみたいともいます♬


僕が目指しているのは、

「桶太鼓」を
ただの太鼓じゃなくて、

ギターのように「楽器」としての
価値を高めたいってこと。


ギターだったら、


素材や、製法によって
演奏者が様々な「音」を選んで買うことができる。


でも、

太鼓は、今は選べても
大きさだったり、デザインが主流。


そこに「音」という
視点がプラスされれば、


もっともっと桶太鼓の可能性は
広がると思う。


そう考えると
まだまだ作りたい桶、

まだまだ作れる桶が


実は無限にあることに気づくのです♪( ´▽`)


さて、


今日も、どんな桶を作ろっかな♪( ´▽`)


試作の商品化も
必ずやりますから

お楽しみに♬


今日も素敵な1日を^_−☆

2018年9月16日日曜日

お爺ちゃんお婆ちゃんからもらった大切なモノ

こんにちは、六代目彌市です!

シルバーウィークの連休ですね♬


みなさん
いかがお過ごしでしょうか?


私には、
連休はありませんので、

今日も日常
変わらず太鼓づくりです♪( ´▽`)


そして明日は、「敬老の日」



敬老の日といえば!!

そうそう!

つい先日、


地元の地域福祉センターで

なんと!?


60歳以上の
シルバーさんお相手に

私が講演をさせていただきました♪( ´▽`)




場所は、

岡崎南部にある
福祉センター♬




シルバーさんたちが
通いやすい平日の昼間という時間だったものの、、


果たして、

どれほどの人が
集まってくださるのかと!?


思いきや、、、


予定していた20名の
定員はすぐさま予約で満席に♪( ´▽`)





そんな人生の大先輩方を前にして、


僭越ながらも
38歳の若造が、

この太鼓屋という仕事を通して
これまで私が学ばせてもらった


今と昔、

そしてこれからの未来について
お話しさせてもらいました♬



話は、少し変わりますが


私、1つ上に兄貴がいて
3つ下に弟がいる次男坊で、

母も、小さな
弟の世話で忙しく、

おじいちゃん、おばあちゃん子だったのです。


特に、

太鼓屋のばあちゃんは

保育園までよく連れて行って
もらったり、、、

住んでいる場所も
今の三浦太鼓店のすぐ隣だったので


じいちゃんばあちゃんに半分育てて
もらったようなもので、


シルバーさんと聞いただけで、
なんとなく「安心感」がありました♪( ´▽`)


そんなばあちゃんは、

大正12年生まれの今年95歳。
出身は新潟県上越市。

当時、ここ岡崎の滝町を中心にした
一大産業であった紡績加工の

「がら坊」工場で働くために
遠く新潟県から岡崎へやってきました。


90歳をすぎるまで
バリバリ元気だったばあちゃんも、

さすがに数年前から
だんだんと動けなくなってしまって、、、

今は、施設でお世話になってます。




上手に会話もなかなかできませんが、


こちらの言葉の投げかけには
ちゃんとまだまだ反応してくれます♬




思えばこれまで、


私を助けてくれ
人生の「大切なこと」を教えてくれたのは


いつも、
そんなおじいちゃんおばあちゃんばかりでした。



三浦太鼓店の生命線となる
「桶づくり」を私に教えてくれた


師匠は今年で85歳♬




その生まれる「音」は、
生き方そのもの、、、


本物とは?何か、、、


人の心を動かす「感動」は
どうしたら生まれるのかを

教えてくれた今は亡き五十嵐さん。


先日の9月14日で三回忌でした。



私は、

こうしたおじいちゃんおばあちゃんたちから


一番教えてもらったこと、


それは、人生という「生き方」



師匠に会うと、

不思議とこっちが元気になるんですよ♪( ´▽`)


身体こそ今は思うように
動けなくなってしまわれたけど、

いつもニコニコ笑顔を絶やさず、


私は、そんな師匠から
「桶」の作り方を教えてもらった

それ以上に、


心豊かに暮らすための「知恵」



人生という「生き方」を教えてもらったと
思ってます。



人が長い歴史と時間をかけて
培ってきた「伝統」というのは、


人として大切な「生き方」のコトを
きっと言うんだと思います。


心豊かに生きるためのヒントは
いつも先人たちが教えてくれます。



そんな、

おじいちゃんおばあちゃんに

少しでも私なりの「恩返し」が
できたらなぁと


今回の講演は
そんな思いでお話しさせてもらいました♬




講演終了後、

あるおばあちゃんが


私のところへ来て
「感動」して涙がこぼれました、、、



そう涙ながらに
感想を伝えに来てくださって、


あぁ少しでも
おじいちゃんおばあちゃんに
私なりの「恩返し」ができたかなと


嬉しくなりました^_^



この老人福祉センターの
チラシには、


「共育と今日行くところがある暮らし」♬


と書かれてました。


その名の通り、


幾つになっても
学ぶ姿勢を絶やさない


おじいちゃんおばあちゃん達に
またまた改めて大切なコトを教えてもらって


とてもいい時間を
過ごさせていただきました。


さて、

来週はまた秋田の五十嵐さんのところへ
行って、

秋田杉の原木買い付けの
第二弾です!!


まだまだ
原木の良し悪しなんて
正直よく分かりませんが、


今回もなんとか良い
原木がゲットできるように!!


頑張ってきます♬


今日も素敵な1日を^_−☆









2018年9月11日火曜日

お人好しと頑固モノ。

こんにちは、六代目彌市です♪( ´▽`)

先日、

突然とある方から
私に一通のメッセージ、、、

↓↓↓↓


貴方に見せたいものがある。

聴いてもらいたいものがある。

3、4時間ください♬



30分とか、
1時間とかならわかるんですが、


3、4時間って( ? _ ? )


このメッセージを
いただいた相手が誰かという事、


昔から
よく知っている方だったのですが、


こんなメッセージをもらったことなど
これまで一度もなかったので、


これは、きっと
何か「意味」があるな、、、


そう直感した私は、


なんとか、
忙しい時間の間で
スケジュール作って会いに
伺ったのです。



まずは、
誰か???


と言う事は
置いておいて、


ご自宅へ到着して一番に
目に入ってきたのは、


ビシッとかっこいい「和装」で
ダンディな装いで迎えてくださった
ご本人でした。


おう!

忙しいのにすまんな、、、


そう言うと、


ちょっと連れて来たい店があるから
車に乗せてくれ、、、


そう言って、


ご自宅に到着して早々に
私の車に乗って、


案内される場所まで
まずは移動する事に、、、


着いたで〜


そこは、

こんな和のおしゃれなお店
岡崎にあったかな??


そう感じさせる
洗練された和の建物でした♬




このお店
来た事あるか??


いえ、
初めてです!


そうか、そりゃよかった。


どうやら、
ここは昭和レトロな雰囲気漂う
カフェのようです♬


お店の名は、
昭和モダン珈琲「茶楽音」♬



岡崎のイオンからほど近いにあるんですが、

一見すると、

立派な日本家屋のような
建物で、


知らなければカフェとは
思わずに素通りしてしまう感じ、、、


こんな、
おしゃれなカフェは
いつできたんだろう??


なにやら、
オーナーのご自宅を
そのまま改装したカフェらしくて

お店の入り口も、

まさに
玄関そのもの♬




すまんな、

忙しいのに貴重な
時間作ってもらって、、、


いえいえ、

ところで、
このお店はなんですか??


腹減ってたら
飯も食えるぞ、


頼むか??


いえ、お腹は
空いてないので、、、


そう言って、
珈琲を注文させてもらいました♬




改めて、

昭和なレトロな雰囲気漂う
おしゃれなカフェで珈琲を飲みながら、


どうしても、

お前にまず
見せたいものがあってなと、、、


その方が指差す先に
あったものがこれでした↓↓↓




さっきから、

店内に優しく響き渡る
ジャズの音色は♬

紛れもなく、

この巨大スピーカーから
流れてくる音色でした♬


これ、何ですか???


パラゴンって言ってな

オーディオファンなら
知らない人がいないくらい

有名なスピーカーなんだ♬



マスターが、

後からこのスピーカーの話を
直接してくれるから、、、


そう言って、

マスターがニコニコと
しながらこのパラゴンについての

本を手に
お話に来てくれました。




みなさん、
パラゴンてご存知ですか??


もちろん、
私は初めて聞きました♬



聞けば、

このスピーカーは

スピーカーメーカーとして有名な
アメリカの「JBL」と言うブランドが

1958年から1983年まで
製造されていたスピーカーで

全てが、職人による手作りにより

25年者あいだで
わずか1,000台しか作られなかったという

大変希少性の高い
スピーカーだそうです。


マニアの間では、
今なお「伝説」のスピーカーとして

語り継がれる名機だそう。



そして、
このパラゴンを作るために必要な「技術」
というのが、


何と、加藤さんという日本の
木工職人の技術があったお陰で

誕生することができた
代物だそうなのです。



加藤さんについて
改めて調べてみると、、

日系2世であること、

父は日本の指物師であったこと、


この希有なスピーカーの製作技術は
当然、誰でも出来るわけではなく


技術を持った職人が居なくなれば
消滅する運命にあったそうで、


JBL社において、唯一のパラゴン製作職人であった
加藤さんがリタイヤする1983年まで製造されていたこと、




そして、
マスターいわく、


何と!
この加藤さんという職人は

「桶職人」でもあったということ、、、


突然、連れてこられたお店で、


突然目の前にとんでもないスピーカーが
現れたかと思ったら、


桶職人???


何が何だか
わからないけど興奮するばかり♪( ´▽`)


いてもたってもいられず
近づいてみる、、、



確かに、

この曲線美を出せるのは
桶職人の技術か、、、



マスターの熱い話しと相まって

実際に目の前にある
パラゴンから流れてくるサウンド♬

そして、
これが50年も前に作られたモノであること、


そこに、
日本の桶づくりの技術が
活かされていること、、、


いろいろ「感動」で
鳥肌が止まらない。



お前に、これを
見せたかったんだ。


そう言って
満足そうな顔を見せる。



いや、
これはめちゃくちゃ感動ですよ。


正直、

このスピーカーを見て
感じるのは、


スピーカーというより楽器、


もっと言うと
スピーカーそのものが鳴ってる
太鼓と同じだなって感じました♬



喜んでもらえてよかった、、


そう言うと

次に、

もう一つ聴いてもらい者が
あるんだと、


今度は自宅へ戻ろうと、、、

再び車を走らせる。




そこは、
知る人ぞ知る岡崎の名所♪( ´▽`)

と言っても過言ではないか(笑)

通称ガレージと読んでいる
ご自宅の車庫。


そこには、
無数のギターが置かれていました♬




聞けば、

10代の頃から無類の音楽好きで、
集めたギターは30本以上にものぼるとのこと、




YAMAHAにタカミネ、

ギターをやらない私でも
その名をとどろかす、

ギター界のトップブランドMartin(マーチン)


そして、
先日三浦太鼓店で工房見学に訪れた

ヤイリギターまで
ずらりと並んでました。


今、ここにあるギター
全て同じようで違う。


太鼓とギター
楽器こそ違えど

同じ「音」を作る職人として
何を感じるか

聴いて見て欲しい。


そう言って、

一つずつ手に取りながら
丁寧にその音と、メーカーの話、

作られた時代背景
など細かなことも教えてくれた。




そろそろ、ここで
この方紹介しなきゃな。

知る人ぞ知る
岡崎のいろんな意味で「有名人」♪( ´▽`)

私たちは自分の父親と
ほぼ同じ世代だから

通称「オヤジ」と読んでいる。


和太鼓零の元気マンこと
星野慎介の父としても知られる

「上地八幡太鼓應呼」代表の
星野さんだ♬
※以下オヤジと言わせていただく


そんな「オヤジ」とは、

古い付き合いでこそあれど、



まじまじと
こんな真剣に「音」についてや

「楽器」についての話を
することなんて

これまで一度足りともなかった。



ましてや、

二人きりで
こんなに真剣に話をすることだって

当然なかった。




実は、

オヤジは癌の闘病中でもある。


この日も、
抗がん剤の影響で

素手で何かを触ると
しびれるからと言って

右手にはずっと手袋をしていた。



だから、
最初にオヤジからメッセージもらった時、


きっと、

何かこれは
意味があるかもなって

直感的に感じたので、


できるだけ時間を作って
会いに行くことにした。





ギターの音のことは

正直ギター弾きじゃないから


聴いて感じる部分と
よくわからない部分があった。


でも、

そんな一つ一つ
丁寧な解説を聴いているうちに


同じようなギターであっても

一つとして
同じギターはないことに気づいた。


そして、

今オヤジの手元に残っている
ギターというのは、


そんな「個性」を
ちゃんと持っているギターたちばかりだった。


いいか、

俺は人間嫌いの人好きだ。


正直、

言いたいことはガマンできずに
なんでも言ってしまう、、、


だから、

これまで「敵」も
たくさん作ってきた。


でも、万人に良い顔を
しようとして

自分自身にフタをするより
ずっと良いと思ってそうしてきた。


ギターも人も一緒さ。


万人にウケようとする
お人好しのギターなんて
「個性」がないから面白くもなんともない。



時に、

自分を主張することは「不安」だし

恐怖すら感じると思う。


でも、


自分の感情にフタをし続けて
いくと、


いつか、

他人や世間が作る
「自分」になってしまって

本当の自分を見失う
ことにもなりかねない。


自分の信じた道。

自分の歩んできた道。


ただそれを
ひたすらに信じて、


パラゴンのように


何年経っても
人々から愛される楽器を作る


そんな「職人」になってほしい。


そう言って、ポツリと
涙を流された。


私も、泣いた。



嬉しいのか、

悔しいのか、

寂しいのか、

切ないのか、


よくわからない涙が
頬を伝ってきた。




帰り際に、
オヤジが私に

お前にこれをやるから
持って行けと



一本のギターを手渡される♬






これは、
YAMAHA「FG-140」と言う
モデルのギターらしく、


作られたも
実際に買われたのも
1970年頃だという。


当時、

これは日本初の
オリジナルデザインギターとされ、

日本初のオリジナルだったが非常に出来がよく、
当時としても高い人気を誇り発売から

40年たった今でも伝説と呼ばれるほどの
ギターだと、、、、




なぜ?

たくさんあるギターの中から
このギターを私にくださったのか、、


今日1日の
最後の締めくくりが

このギターを
渡されたことの意味を理解するのに


時間はかからなかった♬



そして、

もう一つ

ギターと一緒に
手渡された言葉があった。




できるか できぬか
わからぬ時は

できると思ってかかれ
ーーーーーーーーーーーーー


オヤジは、
たまにこういう名言を放つ時がある♪( ´▽`)


確かに、

これまでの
自分自身振り返ってみても、


「できる」とそう確信が
持てたことって


形になる前から、
その完成図が見えている。


まだまだ
これから先たくさんの事に
チャレンジする中で、


時に、不安になる事もあると
思うが、


そんな時こそ、

やっぱり自分を信じて進め!


本当に貴重な時間だった。

とても意味のある時間だった。


オヤジありがとう。

2018年9月6日木曜日

皆さまに支えられて15年♪( ´▽`)

こんにちは、六代目彌市です!

今朝も、台風が去って
ホッと一安心と思いきや、、、

北海道で大きな地震。


映像で見る限り、

これからもっと被害が
拡大していくんじゃないかと

心配しています、、、、


この愛知も、

大きな地震が来る来ると
ずっと言われ続けてますので、


大きな地震ニュースは
他人事では決してありません。


今回被災された地域の皆さまには
心よりお見舞い申し上げます



さて、

今日9月6日は何の日だか
ご存知ですか??


♪( ´▽`)

♪( ´▽`)

♪( ´▽`)




私事で、大変申しわけありませんが♪( ´▽`)


今日で、

結婚15周年をめでたく
迎えることができました(笑)


高校時代からの同級生なので、

実際は、

もう20年以上一緒に
いることになりますが、


今も、昔も

あの頃と全く変わらず
幸せな日々を過ごさせていただいています♪( ´▽`)



ただ、

そうは言っても15年。



本当に良いことも

苦しいことも、

辛いことも、、、


びっくりするくらい
たくさんありました。



昔、

子供の頃


いろんな辛いニュースとか
テレビとかで流れてくるような
話題を耳にしていて、、


こういうことだけは
絶対自分たちには関係ないし、


絶対起きて欲しくない、、、


起きないだろうな、、、




そう思ってたことの
だいたい全てが、


自分の人生に突然
降りかかってきました。



そういう「経験」をするたびに、、


きっと、

人生ってそういうものなんだろうなって。



辛いこととか、

苦しいことは嫌なのだけど、、、



そういう事って、


私たちも経験したように

誰もがきっと
同じような経験をしているはずです。



何かが起きてしまうことが
いけないのじゃなくて、


何かが起きてしまった時に
どういう「行動」が取れるのか、、、、


それによって、

その先の人生が
大きく別れていくような気がしています。


ちなみに、

夫婦円満の秘訣は(笑)

と聞かれたら、


「話し合う」こと、
コミュニケーションを大切にすること。


ですかね♪( ´▽`)


何かが起きる前から
話し合うことは難しいのです。


話し合いが必要な
瞬間って、


何か、ことが起きてしまってからが
ほとんどですよね。


そういうタイミングで、

互いの理解を深めるような
ちゃんとしたコミュニケーションが

取れるかどうか、、、



奇しくも!!


秘密基地の日めくりカレンダーの
今日の言葉が!!




いつも楽しみにしている
日めくりカレンダーに書かれてる

「今日の格言」



そこには、
こう書かれてました♬

「和を以って 貴しとなす」


あの聖徳太子が17条憲法で唱えられたとされる
有名な言葉ですね。


それも、第一条として
最初に出てくる言葉です。


意味は、

意見や対立を深めるような事を行なわず、


和(やわらぐ)の状態を作って

話し合いをしなさいと言う意味だそうです。



これが、定められたのが

西暦604年と言われていますが、



そんな大昔から、

人間にとって大切なことって

やっぱり変わらないってことですね。



私は、「和」という言葉が大好きです^_^


奇遇にも、

両親から授かった名前が
「和也」ですから、


人一倍、「和」と言う言葉に
愛着もあるし、


意味も感じています。



そうそう、

結婚して間もない頃に
嫁さんのお父さんから言われた言葉


今でも、時々思い出します。


「和也くん、いつもまみに
 優しくしてくれてありがとう♬」


いつもは寡黙なお父さんで、

あまりそういう話を
することがなかっただけに、


突然、ふと言われたこの言葉が
私の心に今も響いてます♬



これからも、

嫁さんに見捨てられないように♪( ´▽`)

頑張りますので、


夫婦ともどもよろしくお願いいたします♬


今日も素敵な1日を^_−☆




2018年9月5日水曜日

台風で太鼓倉庫の屋根が( ;∀;)吹っ飛んだ!?

こんにちは、六代目彌市です。

各地で甚大な被害を
もたらした台風21号。

みなさんの地域では
大丈夫でしたでしょうか、、、

今回の台風は、
地震と違って

何日も前から事前に
危険な状況が知らされていたとはいえ、

やはりそれでも
これだけ大きな被害、、、

自然の猛威の恐ろしさを
改めて実感しました。


私達も、
できるかぎりの事前対策はしておこうと、、、


一番心配だったのが、

零~ZERO~が
太鼓倉庫として借りている車庫の屋根。





頑丈な屋根ではなく
トタン屋根だったので、

できるだけしっかりと
台風が来る前に補強をしておこうと

カネゴンと、ひーくんが
がんばってくれました♬




それでも、

何十年に一度しか来ない規模の台風という事で、


どこまでやれば
大丈夫か不安でしたが、、、


案の定不安は的中( ;∀;)


台風がこの地方に
最接近した風が強まる午後14時過ぎ、、、


突然大家さんから
風で今にも屋根が飛んで行ってしまいそう、、、


と連絡が( ;∀;)



え!


あれだけ対策したのに!



どうしよう、、、


この嵐で外に出るのも怖い、、、、



でも、、

屋根が飛んだら
太鼓がびしょ濡れに、、、、


こりゃ行くしかないと、


しろちゃんと2人
すぐに駆け付けると、、、




屋根が一部、今にも剥がれ飛びそう、、、



中は、

太鼓は大丈夫かと、、、
あけてみると




飛んでいたのは、

反対側の屋根で、

カネゴンとひーくんが事前に
しっかりと対策してくれてたお陰で

直接雨が吹き込むことはなく、


ホッと一安心。


それでも、

いつ飛んでもおかしくない状況
だったので、


太鼓は、一時
すべてハイエース2台の中に

避難させました( ;∀;)



今朝になって、

ふたたび訪れると
壁も一部崩壊、、、、



やっぱり避難させておいて
よかったーーー



みなさんの地域、

太鼓とか大丈夫でしたか?


太鼓は、

万が一濡れてしまったら


締太鼓や桶太鼓など

ロープがゆるめられるモノは
すべてゆるめて、

風通しの良い場所や
扇風機などでしっかりと乾かしていただき、


完全に乾くまでは
使わないようにしてください。



9月に入って
まだまだこれからこういう
台風が来る可能性がありますので


やはり、

事前にできる対策は
きちんと対策して備えたいですね。


みなさまも
くれぐれもお気をつけて!

2018年9月2日日曜日

僕は191歳。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

いよいよ9月ですね〜

9月に入って早速
大きな台風も近づいているようなので、

みなさんくれぐれも
お気をつけて!


さて、よく

三浦さんは
考え方が深いですね〜♬

と、

そう言って
いただける事が多いんですが、


ある意味、「当然」だと僕は思ってます。


決して、自分の
考えを自慢しているわけでも、

才能があると勘違いしている
わけでもありません。


なぜ?


たかだか38年しか生きてない
若者の僕の考えは「深い」のか?


それは、実は


僕は191歳だからです♪( ´▽`)



1980年1月25日生まれの僕は


正真正銘の38歳ですが、


1865年、
今年で創業153年を迎える

三浦太鼓店がこれまで
重ねてきた153年分の「知恵」が


私に宿っているからです。


153年➕38年=191歳



人間とは本当に素晴らしい生き物で
長く生きれば生きた分だけ、


「知恵」を積み重ねていくんです!


そうやって人類は
常に「進化」してきましたよね。




普通の人は、

長くてもせいぜい100年の寿命。



100年生きられた人は、

当然まだ20年しか生きてない人よりも


たくさんの事を知っているじゃないですか



それと同じ。


私の中には、

受け継がれた153年分の
先人たちの生き方、知恵が積み重なって


今の自分があります。


それを、「伝統」と呼んでいる
だけのコトです。




150年の伝統って
簡単に言いますが、


150年分の経験をしたい!

そう思っても、


そては、

どれだけお金持ちでも、

どれだけ有名人でも、



「時間」をお金で買うことは
できません。


100年分の経験を買いたい、、、、


そう思っても、


それはどこにも売ってないってのです。



お金じゃ決して買えない「価値」。



だから、「伝統」って
とてもとても大切なことだと思うので、



時代に合わなくなった「伝統」だから
と言って、


今、日本から
どんどん失われていくモノが
多いと感じますが、



それは、


これまで、
長年積み重ねてきた先人たちの「叡智」を


一瞬でゴミ箱に捨てて
しまうようなモノなのです。



そして、
一度捨ててしまったら


もう元に戻すコトはできません。


また再び元に戻したいのであれば、

そこから100年、

歴史を積み重ねる意外に「道」はないのです。



三浦太鼓店の歴史は江戸末期
今の豊田市から始まり、、、



明治から→大正




大正から昭和




そして、平成へ、、、





いつも私が感じるコトは、


先人たちは、
決して私たちに難しいコトを
伝えようとしてないって事です。


むしろいつも、
とてもシンプルです♬


例えば、太鼓作り。


初代に直接会って
どうやって作ったらいいのか?


それは聞く事が
できないけれど、


私たちには、

初代が作った太鼓が
残されています。


だから、

その「音」を聞けばいいのです♬




太鼓の本質というのは「音」です。


音と言うのは、「言葉」です。


言葉と言うのは
コミュニケーションでありメッセージなのです。


だから、
その「音」を聞けば


太鼓作りにとって
何を大切にしなければならないのか?


と言う、すべての答えが
聞こえてくるんです♬


もし、

この「音」が今の私たちに
残されてなかったら、、、、


きっと、

今でも右に行ったらいいのか

左に行ったらいいのか?


どっちに行ったらいいか
わからず太鼓作りをしなければ

ならなかったでしょうね、、、、



そして、私たちの伝統とは
職人としての「技」だけじゃありません。



そこには、
人としての生き方の知恵、


商売をやるにあたっての心得も
同時に伝えられてきています。






・仕事は丁寧に
・常に誠実であれ
・お客様に喜んでもらえるモノを作る



・丁寧な仕事をするためには

道具が大切です。

整えられた環境が大切です。



・常に誠実であるという姿勢は、

人様に迷惑はかけない。
間違った事をしてしまったらゴメンなさいと謝る。
ありがとうの感謝の気持ちを伝える。


幼い頃、

きっと誰もが両親や、
おじいちゃんおばあちゃん教えてもらった事。



そして、

そういう事をきちんと
守った先に

初めて「お客様に喜んでもらえるモノ」

って生まれるんだろうなって感じています。




こうした事って、


改めてお伝えしなくても、


もうきっと誰もが
それは大事だと知っている事ばかりですよね。



それこそまさに
先人の「知恵」であり「伝統」なのです。




その伝えを日々大切に
ちゃんと実践しようと思って

行動できるかできないか、、、



たったそれだけで、


その先に広がる道が
大きく変わっていくんだと思います♬



さて、

今月は三浦太鼓店のホームページが
リニューアルされる予定で


何ヶ月も前から準備してきました♪( ´▽`)


私のブログに加え、

今後はスタッフブログも
立ち上げていきたいと思ってます♬


もしかしたら、
その時

このブログもお引越しするかもです!

また、
その時はご案内させていただきます。


いつも読んでいただき
感謝です♬


今日も素敵な1日を^_−☆