今日から新学期スタートですね!
我が息子もこの春で長男5年生、次男2年生、三男年長、と
それぞれ進級しました^^
元気よく今朝も学校へ行ったので
今年も一年たのしみです^^
新しい学期は何かあたらしい事が
スタートしワクワクする時期ですよね~
私も新しい事、何か挑戦すること
自分がワクワクするような事が大好きです^^;
今までも、そうやっていろんな新しい太鼓を創ってきました。
でね、
私が新しい太鼓を作る際に
何より大切にしていることがあるんです。
というか、これがなければ
新しい太鼓なんて作れない。
それほど大切な事があります。
なんだかわかりますか?
それは、
和太鼓の本質。
太鼓にとって一番大切な核となる部分です。
太鼓の本質、太鼓にとって一番大切なことは
たった一発の“活きた音”なんです。
それを私に教えてくれたのは、すでに“伝統”として
受け継がれてきた古ーーーい太鼓たちです。
約500年前より受け継がれた太鼓。
太鼓にはすでに長い歴史や伝統というものがあります。
では、その“伝統”とはなんでしょう。
これは、積み重ねられた先人たちの“知恵”です。
日本人の平均寿命がいくら世界一長いと言えど人生80年。
それを遥かに上回る歴史の積み重ねが
太鼓たちには宿っています。
それが、現在もなお私の目の前で生きているんです。
だから、その太鼓さんに私は聞きます。
どうしたら私の作る太鼓も
あなたのように長い歴史を積み重ねられますか?
すると、
その太鼓が答えを教えてくれるんです。
“故きを温ねて新しきを知る”
まさにその感覚です。
だからこの2つの太鼓は全く同じなんです。
何が同じなんでしょうか^^;
はい、太鼓の本質、“活きた音”というのは
太鼓の中に宿っています。
だから、装いや見た目はいくらでも変える事ができる。
現代に時代に求められる想いもカタチにできるんです。
でも、太鼓の中に宿している“本質”は
絶対に変えていけないし、なくしてはダメです。
もしそれをなくしてしまったら、
太鼓が太鼓でなくなってしまうからです。
1から積み重ねていたら80年の歴史しかないけれど
私の目の前には数百年の歴史がすでにある。
これほど貴重な財産はありません。
マスターカードだって買えませんよ(笑)
“今日の太鼓からvol.32”
今回は、メタリックのボディに
本漆“蒔絵”を使用して桜デザインを入れさせていただきました(^^)/
桜満開のこの春にギリギリ
間に合った!!!
またあたしい太鼓
ワクワクする太鼓作るぞーーー