こんにちは、六代目彌市です(^^)/
さて、みなさん下の絵ご覧ください。
色とりどり、大小さまざまな風船が並んでいます。
風船って大きな風船であれば、それだけ
たくさんの空気をためることができます。
また小さい風船であれば、
小さい風船なりの空気をためる量が存在します。
じゃあ、この小さな風船に
大きな風船と同じだけの空気を入れたら
または入れようと思ったらどうなりますか???
はい!
パーーーン!!
と割れますね。
実は、太鼓の音もこれと同じ原理が働いています。
太鼓にも色とりどりの風船のように
いろんな種類の太鼓や、
大小さまざまな太鼓の種類があります!
ということは、それぞれの大きさや種類に合った
許容量と言うのが存在しているんです。
その許容量をまったく無視して
力任せにエネルギーを与え続けてしまうと
風船と同じように割れてしまいます。
太鼓の場合は実際に皮が破れるほど
という事までではないですが、
割れるとは“音が割れる”
太鼓の音が悲鳴を上げます。
たくさん空気を送ってあげた方が
大きくなると思うのは人間様の勘違いです。
太鼓さんにも受け止めきれる量が
それぞれ違うのです。
なかなかその“量を知る”
ということが難しいですが、
コツは叩いたときの太鼓の声(音)をよーーく聞いてあげる事(^^)
たったこれだけです。
太鼓にとって負担がないときは、
心地よい音色を奏でてくれるし、
もう苦しい、おなかパンパンだよ!
というときは、やっぱり痛い音、苦しそうな音をしています。
太鼓にとって心地よい音は
聴いている人にも心地よく届きます。
今日はいつもより、ほんの少し太鼓さんの声を聴いてあげてください(^^)/