こんにちは、六代目彌市です(^^)/
今朝は、全国各地で雪雪雪!!!
ですね~。
みなさん朝の通勤と重なった時間だったので
大丈夫でしたか??
雪の少ない地元岡崎でも今朝は5センチほどの積雪があり
道路も渋滞でした( ;∀;)
幸い、数日前にスタッドレスタイヤに交換していたので
無事に出勤できました(^^♪
今年は本当にあたたかな冬だな~と思ってましたが、
暦の上ではあすは大寒です!
一年で一番寒い時期ですので
みなさんくれぐれも雪や体調にお気を付けくださいね(^^♪
さて、今日はこれから
新規桶太鼓を3台ほど組み上げて納品させてもらいます(^^
今日の仕上がりはこちら>>>
綺麗ですね~♬
まさに漆黒(しっこく)の闇のごとく深い黒。
これは、本漆塗りでございます。
ここ、地元岡崎は昔から三河仏壇と言って
仏壇作りが産業として栄えた土地で、
その伝統技術が残されています。
太鼓つくりの工程の中で
いくつか漆職人さんにお手伝いいただくことがあるのですが、
胴の本漆塗りも、
そんな大切な作業の一つです。
本漆というのは、天然樹脂塗料で
乾燥させるのに必要な湿度と温度の管理が必要で
室(むろ)と呼ばれる、湿度温度管理を徹底しないと
塗ることができません。
漆にとって最適な条件というのは、
温度が24度前後で、湿度が70~80%だといわれています。
逆に、この条件がそろわないと
漆は乾かないということです( ;∀;)
そしてそして、
ただ、乾かないだけではなく
漆黒と言われるその美しい輝きを放つまでの工程というのが
ざっくりでも13工程もるんです!
最近の化学塗料というのは、
表面的にクリアーを塗って輝きを強制的に出そうとするところが
ありますが、漆はその真逆です。
表面にクリアーでコーティングするのではなく、
その中にある“下地”や“生地”をいかに丁寧に仕上げて積み重ねていくか・・・
そこにこそ本当の美しさの源があるんです(^^♪
人も、自然も同じですね。
本当に美しい人というのは、見た目の華やかさではなく
心そのものがうつくしい。
いくら、表面で着飾ろうとしても
そこには限界があるように思います。
“本当の輝きは目に見えない所にこそ真実がある”
誰もが心奪われる本当の輝きというのは、
目では見えないそのなかにきっと答えがあるんですね(^^♪
今日も素敵な一日を(^_-)-☆