2016年7月6日水曜日

コラボレーションの本当の目的は何だろう?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今朝のニュースで、

小中学の学校教材に現代らしい

新たな試みがうまくいっている


そんなニュースを拝見しました。


どんな試みかというと、


学校教材と人気マンガとのコラボレーション!



例えば、小中学生に人気のマンガが

そのまま英語の教材になっているというもの。


マンガのストーリーをそのままに、

実際の単語の使い方や文章例が出てきたり、


マンガ主人公が、教材の中で

英語を教えている(^^♪



さらっとニュースで見ただけでしたが、


とても楽しそう!


マンガをあまり読まない私でも

そう思えましたね~(^^



これなら、英語は嫌いだけど

マンガが好き!


そういう子供たちにとっては、

興味を持ってもらえるキッカケに絶対なると思う。




ちょうど、今わたしたち“おかざき匠の会”も


きゃりーぱみゅぱみゅや、AKBなどと

コラボされて多方面で活躍される

現代アート作家である渡辺おさむさんとの

コラボ企画展を行っています。






メインになっている今回の作品が、


地元三河地域伝統の「三河仏壇」とのコラボレーション作品。




これについては、企画当初より賛否両論あり

実際の展示がはじまると、

その声は大きくなりました。




“正しい”か“間違い”か?

単純にそういう議論はできません。




そもそも、マンガと教科書なんて

普通に考えたら相反する分野にあるものですよね。



仏壇とデコレーションだってそうだと思う。



じゃあ何のためにコラボレーションするのでしょうか??



話題性でしょうか?


遊びでしょうか?


好奇心でしょうか?



こういった要素ももちろんあるとおもいますが、



私は、本当の目的はそうではないと思う。



変わらぬ“伝統”と、

日々めまぐるしく変化する“現代”において



この2つを組み合わせる本当の意味というのは、


「現代を理解すること」


だと思う。



私たちは、

変わらぬ“伝統”の世界だけで生きているわけではない。


そして、

変化ばかりの“現代”を生きているわけでもないのです。




相反するものを目の前にすると

どうしても考え方が偏りがちになることがありますが



常に柔軟な発想、考え方が

求められていくのが現代であることは


「今」も「昔」も同じだと思う。



そして、

私たちが想像している以上に、

現代の若者たちの興味に対するエネルギーは

とても強いモノを感じます。



毎年8月に開催されている日本最大のマンガイベント

東京ビックサイトでのコミックマーケットでは、


毎年約60万人もの人が

今や世界中から来場されるそうです。


ひとつのイベントに60万人ですからね~


ここ岡崎の人口をはるかに超える人が

一つのイベントに動くって本当に驚きです( ;∀;)



伝統の本質を守りながら、

現代とどうコラボしていけるか、、、、


これがますますの課題となりそうですね(^^♪