今朝も1時間の早出出勤!
続いています(^^♪
66日続けば人は習慣になるという本を読みましたので
なんでもとにかく、習慣になるまで続けてみようと
がんばっています~
すっかり寒くなりましたね、三浦太鼓店にも
暖房を入れる季節がやってきました(^^)/
さて、
ここ最近の私はご存知の通り
完全に桶職人となっております(^^
今年の1月から師匠のもとで修業をはじめ、
あれよあれよと言う間に75台目の桶を仕上げました(^^
当然、まだまだ日々の試行錯誤はつづいているのですが、
少しずつ、桶づくりというか
“桶”そのもののことがよくわかるようになってきた気がします(^^
いろいろと桶太鼓の“音”について研究していたんですが、
正直、自分で作った桶じゃないので
よくわかっていなかったなって今だからそう思えます。
例えば、昔こんな実験をやったことがありました↓
上の2つの桶、少しカタチが違うのわかります???
左はまったくストレートの桶、
右は膨らみをもたせた桶、
いい桶太鼓の音を追求していく中で、
胴のふくらみっていったいどんな影響がでるのか?
それが知りたかったんです( ;∀;)
さて、みなさん
どちらがいい音なると思いますか???
正解は!!!!!!!
なんと!!!!!!!
どちらも、まったく同じでした( ;∀;)
当然、太鼓はふくらみがある方がいい音!
そう思っていた私の当時困惑した表情がこちらです(笑)↓
でも、この時はその違いがなぜ
出ないのか?という答えが分からなかったんです。
当然です。
だって、自分で桶を作っていなかったので
私は見た目だけの“カタチ”で理解しようとしていたんです。
伝わってますかね~
24歳のとき、はじめて太鼓を叩くようになったのも
同じでした。
19歳からこの太鼓屋という仕事に入り、
24歳までの5年間はただただ親父の下で修業をして
太鼓という“カタチ”を作るだけの日々。
そして、あるときふと気づいたんです。
太鼓は見た目じゃないってことに。
いくら美しく綺麗な太鼓が作れても、
その先にある“音”を深くりかいしていなければ
自信をもって自分の太鼓だと言えない。
自分の作った太鼓に自信と責任を持ちたいと思って
太鼓を叩いてみよう!
そう決心してわたしの演奏活動はスタートしたのです(^^
太鼓を作り手の立場から、
叩き手の立場へと視点が変わったことで
今までとまったく同じ“太鼓”が目の前にあっても
その見え方は180度変わりました。
姿カタチだけしか見れなかったのが、
難しい言葉で言うならもっともっと大切な
太鼓の“本質”が見えてくるようになった。
太鼓を叩くようになって、
太鼓にとって一番大切な事が理解できるようになった。
それと同じで、
桶を作るようになって、
桶にとって一番大切な事が理解できるようになったんです(^^
なんでも表面上のカタチだけでは
本当の深いところまでの“理解”とはいえないのかもしれないですね。
人との関わりだったり、自然との関わりだったり
理解しているようで実は、表面的な
浅い部分で勝手に決めつけてしまっている事
世の中にはまだまだたくさんあるような
気が、最近ますますしてくるのです( ;∀;)
好奇心旺盛ですからね私(^^
知りたいと思ったら、
とりあえず飛び込んでみると
今まで見ていた景色とまったく違う景色が
広がっているかも!?
そう思うと、今日もワクワク(*'▽')
今日も素敵な一日を(^_-)-☆