2018年8月27日月曜日

ご存知ですか?「桶」と「樽」の違い!?

こんにちは、六代目彌市です!

今日は、

毎年私が伺っている
小豆島のヤマロク醤油さんでの

大桶作りで仲良しになった♬

長崎県は五島列島の
若き桶職人「桶光」の

宮崎光一くんと、

大阪で食のセレクトショップきしな屋を
経営し、

木桶文化をつなぐ活動
「結い物で繋ぐ会」代表の

岸菜さんが、


偶然にも、三浦太鼓店の
秘密基地からすぐ近くにあるカフェ

いのちをつなぐ食育cafe
「Evelina Mamma」さんに


木桶ワークショプに来られると聞いて
しゅん太丸と一緒に行ってきました!




木桶ワークショップは

一体何を教えてくれるのか?


と、

疑問に思う方も多いはず。


今回は、
私も一から桶について

いろいろ学びたいと思って
やってきましたが、


一番最初にすごいな!って
思ったのは、


ワークショップが始まって、

最初のスライドで
このワークショップをなぜ?

やるのか?


と、言う「目的」から
ちゃんとお話ししてくれたことに

とても関心しました↓




私たちも
いろんなイベントを企画したりしますが

なかなか、「目的」が
明確に定まっているか?

と言われると、

う〜ん、、、



逆に、自分たちを思い返してみても


「目的」がきちんと明確な
イベントとか、事業って


やっぱりちゃんと継続されてるなって
思ったので、


このワークショップは
冒頭からスー〜っと言葉が

お客さんに伝わっていました♬


WSの目的↓↓

・手作りの桶は安い物でない、、
・そもそもどう使ったらいいかわからない、、
・管理やメンテナンスが大変そう、、、


こういったちょっとした誰もが
感じる「不安」要素を、


とても分かりやすく
いろんな角度から「木桶」について

教えてくれました♬


当然、まだまだ
浅はかな知識しかない


私にもとても勉強になる内容ばかり!


一番、面白かったのは

これです↓↓



みなさん、

「桶」と「樽」の違いって
ご存知ですか??


私も、
この質問を投げかけられて、


実は、すっと明確な
答えが言えませんでした♪( ´▽`)


見た目や、用途、作り方や規格と

それぞれ同じように
見えて微妙に違う「桶」と「樽」ですが、


一番、違っているところは


「ふた」があるかないか?

だそうです♪( ´▽`)


「ふた」といっても
上からかぶせるだけのふたじゃなくて、

「鏡ぶた」と言って、

割らないと開けられない
密閉するためにつけられたふたの事です。


そう!

あの「鏡ぶた」を割るから
「鏡割り」と言うそうで、

だから、お酒は「酒樽」と
言うんですね!


なるほど〜♬


要するに、

桶は、中に入れる容器で

樽というのは、
密閉して液体を運ぶモノ。




今の時代だったら、

しっかりふたをして
液体を運べるモノと言えば

ペットボトル!ですね。


昔は、そんな便利なモノなんて
当然ない時代ですから、


液体をこぼさずに
運ぶために発明されたのが
「樽」だという事ですね。



光一くんのお話も
本当に上手だったので、

とても分かりやすく
勉強できました!


その他にも、
桶の扱い方や♬



年輪に対して
どうやって木を引いて桶は作るのか?


と言う、

「板目」と「柾目」についての説明♬



本当に、大人でも
子供でも分かりやすく勉強になったので

来年は、

我が子供達の夏休み
自由研究にさせようかと思っちゃいました♪( ´▽`)


そして、
何より身近な関心ネタだったのはこれね↓↓



桶職人の現状。

さて、

みなさんにもご質問です。

2018年現在
桶職人と言われる存在は

全国に一体何人くらいいると思いますか??


①30人

②60人

③120人

④180人



これは、
実際に光一くんのお父さんが

全国の桶屋さんを2011年から
片っぱしから調査した数字だそうです↓




2011年当時で全国に
約130人の桶職人さんだったそうですが、


その年齢比をみてください。

ほとんどが70代の方々、、、、


じゃあ2011年当時70代だった人が
今どれくらい続けられているのか?


改めて5年後の2016年に
再調査されて、

その結果がこれです↓




当然、高齢だった70代の方が
割合の中心だったので、


5年後の2016年には
約半数にまで激減、、、、


私自身も、

光一くん同様に

自分が桶を作れない時に

全国の桶屋さんを
探しに探しまくっていた時期があったので、

この数字は
本当にリアルによくわかるんです。



だから、

こういう若い人たちが

桶の文化や、木桶の歴史まで
伝えて全国歩いている姿には


本当に感銘を受けます♬


ワークショップの最後は、

テーブルの上に置かれた「木桶」を
実際に組んでみようという体験♬



ここは、

他の参加者の方々とは違う
我ら職人の腕の見せどころ♪( ´▽`)



無事に完成です!!







今回、参加させてもらって

改めていろいろ勉強になったし、


感じた事は、


「結い物で繋ぐ会」は、

職人としての「作る」コト。

WSで「伝える」コト。

そして、それを未来に
「繋ぐ」コト。


この3つが
ちゃんと明確に繋がってるなって

感じられて
本当に素晴らしい活動だと
思いました。


また、

この桶の話って、

当然、私たちのように
太鼓の桶を使う人たちにも

学び深い話なので
機会あれば、

三浦太鼓店でも彼らをお招きして
WSを開催したいなって思いました!

その時は、

ご案内させてもらいますので
ぜひ!みなさんご参加くださいね♬


お楽しみに!!