2015年2月11日水曜日

受け継ぐべきは“信用”。伝統とは信頼の証。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


幾分すごしやすい今日は、
昨日までの寒さに比べあたたかな陽気ですね!

みなさん建国記念日祝日いかがおすごしでしょうか


さて、今年あらたに大変名誉ある賞に
認定いただきました。


県内の優れたものづくり企業に与えられ
愛知から世界的ブランドへと発展を求め与えていただける


『愛知ブランド企業』



2015年、愛知ブランド企業として
三浦太鼓店認定いただきました(^^)/


創業150周年を迎えるこの年に
また大変名誉ある称号をいただき喜んでおります。


具体的に評価いただいたのは、
『チャラボコ太鼓』に使用される特殊な太鼓、

この辺りでは、“小〆”(コジメ)と呼ぶことが
多いですが、地域伝統の祭礼で使われる太鼓の
製造技術に対してと、


伝統を継承する一方で、あらたな時代に対する
新商品開発力。


この2つの点を評価いただきました。


まさしく、私たちが日々掲げる理念

『伝統を守り、伝統を創る』


この姿勢が具体的に認められ
とてもうれしく思っております!



ちょうど今日も小〆と呼ばれる太鼓の
皮を作っています!

小〆用に裁断した皮


1頭の牛からある特定の部位でしか
とることができない厳選した皮である事、

具体的には“肩”と呼ぶ部位を使いますが
非常に繊維質が蜜で、張りが良く
伸びにくくて、さらに薄い皮なんです


また製法も一般的な締太鼓と
まったく異なった作り方をします



小〆製作風景


ちょうど、この皮を作っていたら
先々代が作ったと思われる古い“小〆”の皮がでてきました。



昭和初期、本町の住所と
右頭の文字が歴史を感じますね~


80年以上たっている皮ですが
今なお破れることなく元気です(^^)




日々、“伝統”に触れることができる
ありがたい仕事に幸せを感じておりますが、


やっぱり“伝統”ってなんだろうなぁと
考えさせられる場面によく出会います。


たった一つの事ではなくて、
たくさんの要素やたくさんの事が絡み合って
できているの“伝統”だと思いますが


その中でも大切な要素の一つとして
私が感じるのは“信用”です。


日本には数多くの老舗と呼ばれる企業が
ありますが、老舗と呼ばれる代々続いて来られた企業
というのは、きっと“信用”をきちんと受け継ぎ

次の時代へとつなげてこられた会社なんじゃないかなって・・・


もちろん、技術や革新、発展や進化も必要不可欠な要素。


でも、根っこに安心や安全、
お客様や地域との“信用や信頼”がなければ


会社として続けることは難しいと感じます。



少し前に大手の企業が安全管理を怠ったり
製造工程の偽装、偽造問題が社会的に大きく取り上げられ


それで実際につぶれてしまった会社もありました。


大きくくくれば、技術や革新も“信用”と言えます。


厳しい時代や紆余曲折あっても
150年、今の時代に受け継いでこられた事に

本当に感謝の想いと同時に、


受け継がれたその“信用”を
私も次の世代へしっかりと受け渡すことができるまで

全うしたいとおもっています。

左六代目彌市作。右歴代彌市作