こんにちは、六代目彌市です(^^)/
今日は寒いですね~!
雪の多くないここ岡崎も、今朝から雪がちらついてます。
寒暖の差が激しくなるこの季節、
徐々に春が近づいている証拠ですね~
そんな今日は我が家の新居上棟の日でした(^^)
まだまだ完成までは時間かかりますけどね~
楽しみです(^^)
家づくり、これも後世に残される財産です。
大工の棟梁は棟札と言って、家の中心に
その銘を残されますね。
これは、単に記録という事ではなく
家づくりへの誇り、魂、想い・・・
いろんなメッセージが込められていると思います。
太鼓作りも同じです。
これは古い太鼓の修理に持ち込まれた
三浦太鼓店、初代三浦彌市の銘です。
初代三浦彌市
私はいつも、こうした古い太鼓、
また自分たちのご先祖様の銘に出会った時
単に記録としてのメッセージではなく
さまざまなメッセージを受け取ります。
太鼓とはこう作るんだ。
あんたらにそれができているのか?
言葉も、本人ももちろん存在しない
無言の世界の中からその想いが伝わってくるんです。
今の時代に生きる私たちも
もちろん修理の太鼓、新しい太鼓に銘を刻みます。
ただ、今の私は
後世へのメッセージではなく
自分自身への“自問自答”
永遠に自問自答を続けていては
後世に伝えるメッセージにならない。
そう思ってます。
いつか、私も“自問自答”ではなく
時を超えたメッセージとなる銘が書けるようになりたい。