2015年2月9日月曜日

“自問自答”を続けるか、時を超えた“メッセージ”となれるのか・・・

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は寒いですね~!

雪の多くないここ岡崎も、今朝から雪がちらついてます。

寒暖の差が激しくなるこの季節、
徐々に春が近づいている証拠ですね~


そんな今日は我が家の新居上棟の日でした(^^)




まだまだ完成までは時間かかりますけどね~
楽しみです(^^)


家づくり、これも後世に残される財産です。


大工の棟梁は棟札と言って、家の中心に
その銘を残されますね。


これは、単に記録という事ではなく
家づくりへの誇り、魂、想い・・・

いろんなメッセージが込められていると思います。


太鼓作りも同じです。


これは古い太鼓の修理に持ち込まれた
三浦太鼓店、初代三浦彌市の銘です。

初代三浦彌市


私はいつも、こうした古い太鼓、
また自分たちのご先祖様の銘に出会った時

単に記録としてのメッセージではなく
さまざまなメッセージを受け取ります。


太鼓とはこう作るんだ。

あんたらにそれができているのか?


言葉も、本人ももちろん存在しない
無言の世界の中からその想いが伝わってくるんです。



今の時代に生きる私たちも
もちろん修理の太鼓、新しい太鼓に銘を刻みます。


ただ、今の私は
後世へのメッセージではなく

自分自身への“自問自答”








永遠に自問自答を続けていては

後世に伝えるメッセージにならない。


そう思ってます。


いつか、私も“自問自答”ではなく

時を超えたメッセージとなる銘が書けるようになりたい。