こんにちは、六代目彌市です(^^)/
今日はちょっとした例え話。
最近、連日連夜打ち合わせや練習で
ほとんど夜中帰りですが(>_<)
先日、我が家で子供たちがおいしいお好み焼きを作って
待っていてくれました^^;
おいしいお好み焼きを食べていると、
目の前のプレートで目玉焼きを作りはじめました。
突然ですが、みなさん目玉焼きってどうやって作りますか??
あまりにシンプルすぎる質問ですが、
もちろん生の卵を割って焼いて作りますよね~
じゃあ、この目玉焼きが食べたい!
目玉焼きを作りたい!
そう思った時に、冷蔵庫を開けてみたら
なんと!
なんと!
ゆで卵しかなかったらどうでしょうか笑・・・・・・
いくら同じ卵であっても、ゆで卵しかなかったら
目玉焼きは当然のように作れませんよね^^;
さて、私が何が言いたいかと言うと
日々、苦悩している太鼓作りもこれと同じような事が起きているんです。
今日、この太鼓を作りたい。
そう思って皮の準備から入ります。
でも、皮っていうのは天然自然の素材なので
この太鼓を作りたいと準備していても、傷があったり
作る太鼓に質や厚さが合わなかったりすることは日常茶飯事なのです。
伝わりますでしょうか・・・・
先の目玉焼きの話と同じで
目玉焼きを作りたい→この太鼓用の皮を作りたい。
冷蔵庫を開ける→皮を選別する
ゆで卵しかないから作れない→作りたい太鼓に合わないから作れない。
皮の素材自体は原皮も大きいし、原料としては
たくさんあるのですが、この太鼓のこの音を作る、
そう感じながら選んでいくので
実際は、スムーズにその素材に出会えることは
まれなことなんです。
だから作り出したら1日で仕上げられる皮も、
その素材に出会えるまでに何日もかかってしまう事が多々あります。
生卵を売ってるコンビニをハシゴする
みたいな感じでしょうか^^;
だからこそ、出会えた瞬間の喜びも大きいのですがね^^
さて、今日も生卵を買いに
出かけようとおもいます(^^)/