2015年5月8日金曜日

私は太鼓を届けたいのでない。活きた音を届けたいのだ。“今日の太鼓からvol.33”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


いよいよ花粉シーズン突入!!!!!!!!!!!!!!!


はい、私いつもこのGWあけから
梅雨入りごろまでが一番ピークなんです(>_<)


この時期の花粉は“かもがや”という種類だそうです

なんぞやかもがや???


眠くなるの覚悟で、鼻炎薬を飲みながら
なんとかこのシーズンが通り過ぎるのをただただ待つのみ・・・


みなさん、よい花粉症対策あったら
教えてください(^^)/



さて、このGWに桶太鼓納めさせていただいた
お客様からこんなうれしいお便りをいただきました。


以下>>>

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三浦太鼓店様

このGW、自宅に帰って、桶太鼓と初顔合わせしました。

開けて見て、担いで、叩いて感動の連続でした。

真新しい産声を噛みしめながら、連休中は毎日、供に過ごしております。

早く上達して、本来の音色がしっかり出せるように頑張りたいとおもいます。

また、5月16~17日開催の第31回仙台青葉祭で、初お披露目致します。

とっても気に入りました。ありがとうございました(^^)/


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仕事をしていて、一番の喜び。


それは、こうしたお客様の声をダイレクトに聞ける事ですね。




今回の太鼓は宮城県まで送らせていただいたので
直接お客様とはお目にかかれませんでしたが

よろこんでいただけて本当にうれしいです。



私には、創りたいモノ、届けたいモノが明確にあります。



それは常々口にしていますが“活きた和太鼓の音”



活きた音というのは、見た目の美しさやカタチではありません。



見えないのです。



そう、活きた音は太鼓の中にあるんです。



太鼓の核や軸、本質になるところ。




では、私がどうしてこの活きた音を届けるのか、届けたいのかわかりますか?



それは、“活きた音”が人の心に届く本当の音だからです。




私はその事を、受け継がれた古い太鼓から学ぶ事ができたんです。







答えは、いつもシンプルでした。




受け継がれるべく、“理由”


大切にされる“理由”


残される“理由”


心にひびく“理由”




ああ、太鼓の音っていうのはコミュニケーションでありメッセージなんだ。



と、いう事は届くのはその“音”




見た目の美しさや華やかさ、パフォーマンスやエンターテイメントではなく


その“音”がとどくのが和太鼓という楽器なんです。




私にその答えを教えてくれた受け継がれた古い太鼓たち。



だから、現代に生きる私も同じく太鼓の中に“活きた音”を吹き込む。



さすれば、人の心に届くし、伝わるし

大切にされ受け継がれる音だと確信しています。



そして、その先にはかならず喜びや幸せ
その音と共に愛や平和が訪れる・・・


そう願って今日もその先にある音と向き合いたいです。