こんにちは、六代目彌市です(^^♪
雨の日曜日の朝ですね~
みなさんいかがお過ごしでしょうか(^^♪
昨日は、午前中は幼稚園創立記念公演
夜は、結婚披露パーティーでの公演でしたが
今日はお仕事です(^^)/
走り始めて、体力だいぶ自身がついてきましたが
それでもダブルヘッダーは疲れますね~
さて、先日こんな太鼓が修理に入ってきました。
この太鼓非常に小さいのです。
口径26㎝高さ32㎝ほどのくり貫き胴。
一見、なにも変わりなく見えますが
この太鼓の胴の材質は、太鼓でよく使う一般的な素材ではなく
おそらく杉かひのきではないかと思うのですが
正直、胴としては使わない材料だけに特定が難しいのです(>_<)
いろんな太鼓がありますね~
地域地域でやはりその地にあった素材を活かした
モノづくりというのは基本的な考え方です。
例えば、ここ地元岡崎は昔から良い石が採れることから
石の産地で多くの石屋さんが存在し、日本唯一の石の専門学校まであります。
この太鼓は、ちなみに鋲打ちの太鼓ではなく
桶太鼓のように皮を調べ(ひも)で締め上げるタイプの仕様です。
修理を終えたこの太鼓は
こんなかわいらしいフォルムになりました(^^♪
片手で持てちゃうくらい小さな太鼓なのですが、
やはり胴が桶ではなく、くり貫きということで
独特の芯と深みのある音色に仕上がりました!
デジタル音源では、実際の心地よい音色が
お伝えできないのが残念ではありますが、
せっかくなので動画アップしてみます(^^♪
どこまでいっても音作り。
結局太鼓は、“音を作る”楽器。
それは職人としての意識ではなく、
太鼓作りも、太鼓を演奏するときも私は同じ意識です。
“音を奏でる”ではなく“音を作る”
だって、音階やメロディーがあるわけではなく
“音”そのものをメッセージであり言葉として伝える楽器ですからね
演奏者であれ“音を作る”という意識が
その先に伝わる音へと必ずつながっていくと思います(^^)/
今日も良い休日を(^^♪