こんにちは、六代目彌市です^ ^
インフルエンザがますます流行してますね〜
みなさん大丈夫ですか?
我が家は次男坊がようやく復活し
今の所、家族に感染ることなくホッとしてますが・・・
油断大敵。
季節の変わり目で体調崩しやすい時期でもありますから
皆様もどうかお気をつけて!
さて、昨日も桶屋修行でした^ ^
第1号機は、1尺6寸の担ぎ桶。
現在、1号機は音の様子や耐久性、強度、品質をチェック!
私自身が使いながら^ ^テスト中です。
テストとは名ばかりで、
桶から、皮作り
すべてを一貫して生み出した
太鼓が嬉しくて嬉しくて^ ^
ワクワクしながら太鼓楽しんでますわ(^-^)
そして、いよいよ第2号機の製作にかかりました!
第2号機は、1号機より
サイズを大きいものを作ろうと
2尺6寸サイズに挑戦です!
右も左もわからなかった1号機にくらべ、
一通りの流れが理解できてきたおかげで、
少し落ち着いて、焦らずじっくりと
やっていこうと思えるようになりました^ ^
“地道”が“近道”と先のフルマラソンでも
学びましたからね笑
桶作りには、様々な特殊な道具が必要です。
そんな道具を今日は一つご紹介しましょう!
こちら>>>
長さ約2メートル!
幅20センチほどのケヤキの一枚板。
そして、その中央にカンナの刃が出ています。
どうやって使うかと言うと、
桶の板、側面を角度をぴったりと揃え
このカンナを使って削っていくんです。
一枚一枚、丁寧に角度をぴったりと削っていかないと、
つなぎ合わせた時、隣の板とピタッとくっ付かないのです。
そして、この道具の名前は“正直台”と言います。
削ってる途中で角度がブレてしまったらダメ、、、
“素直”にまっすぐとついていかないと
板は当然、“正直”に仕上がらないのです。
万が一、この一つひとつの作業を“ゴマかす”ことをしたら
桶はきちんとひとつにつながらないのです。
“正直”はゴマかせない。
人間関係も、モノづくりもやっぱり同じわけで・・・
誰も見てないからといって、ゴマかして過ごしていると
いずれはどこかでその“ひずみ”がやってくる。
最初は、うまくゴマかせたように見えても
必ずその“ひずみ”は後から返ってくるんです。
基本的にせっかちな性分で、
なんでもかんでもすぐに答えを求めたくなってしまう
私には、ずいぶんと良い精神修行になっているようです^ ^
焦って結果を求めたところで、
良い結果につながることはないですね。
時間はかけるものではなく、
時間はかかるものなのかもしれません。
今日も、地道を一歩ずつ
頑張ります^ ^
今日も素敵な一日を(^-^)