こんにちは、六代目彌市です(^^)/
今日は5月5日端午の節句。
各地で五月晴れのさわやかな風にふかれる
鯉のぼりを見ることができますね~!!
そんな今日は、
鯉ものぼりそうな、長~い桶太鼓作ってます(^^♪
これを、今やわが社の塗装職人として
右肩上がりの( ;∀;)慶さんが
美しい木目に仕上げてくれました~!!
さぁ、ここまできたら
いよいよこの太鼓用に製作した皮を組んでいき
いよいよ感性の時を迎えていきます。
私の仕事は何でしょうか??
太鼓を作ること。
もちろんそうですね。
でも、単に“太鼓”というモノを作っている訳じゃありません。
“太鼓を作る”ということは、“音をつくる”
という事です。
さらに、“音をつくる”とはいったいどういう事でしょうか??
私はどのように“音”を作っているか。
いつも大切にしている感覚があります。
それは、“音をつくる”とは“音をつなぐ”ということです。
一つの完成した太鼓を生み出すまでに、
様々な作業や様々な工程がありますね。
一つ一つの作業、
一つ一つの素材、
一つ一つのパーツ、
これがすべて一つにつながって
はじめて“深い音”は生まれるんです。
不思議なことに太鼓さんは、
私が10の事を理解しながら音をつなげていくと
10の深い響きを生み出してくれるんです。
昨日までは10だったけれど、
今日新しいことを1つ発見し、気付いて
11の事を理解できるようになると
11の深い響きを生み出してくれるんです(^^♪
そうやって音のつながりが増えていくと、
自然と周りの人も巻き込むような深い音になっていくんですね~。
私が目指す最終の活きた音というのは、
人と人、人と自然をつなぐ音。
まだまだ今は10かもしれない。
でも明日は11を目指し
来年は20を目指し。
そうやっていつか多くのモノ、人、自然をつないで
生み出す深い音作りたいな~(^^♪
今日も素敵な一日を(^_-)-☆