こんにちは、六代目彌市です(^-^)
最近は、世界のトップアスリートや
あらゆるジャンルでトップに立ち活躍する年齢も
10代の若さでというのが珍しくなくなってきましたね〜。
オリンピック選手だって、
金メダリストだって10代で世界のトップに立つということが
決して珍しくないです。
そんな中、8歳でショパン国際ピアノコンクールでアジアを制し
5年連続優勝し、12歳の若さでプロデビューした
若きピアノの天才奏者、牛田智大くんの言葉が印象的で
同じ音楽なだけに、あぁ太鼓の演奏にも通じる話だなぁと
感じた言葉がありました。
それは、“正しさよりも楽しさを”
ピアノの世界のことは私は正直まったく素人なので
わかりませんが、
クラシックの世界はやはり格式や伝統があり
表現するのは、もちろん現代奏者ではありますが
その音、音楽性、表現というのに
よくも悪くも、様々な“評価”というのが
ついてまわるそうです。
そりゃ〜そうですよね♩
クラシックの世界には、きちんとした“楽譜”というのが
残されているわけで、
そこに、作曲者の“意図”やメッセージが書かれています。
そんな伝統と格式の世界にありながら、
牛田くんは、
“正しさよりも、楽しさ”を大切にしている。
そうお話しされていました(^-^)
楽譜通り、引けばよいのであれば
人間じゃなくても、ロボットでもできる時代。
人が人のために何か“メッセージ”をその“音”を
使って表現したいのであれば、
やはり、演奏者自身の“心”がその音に現れなければ
ひとには伝えられないんだと思います。
先日、息子たちのチームの練習にたまたま
遊びに行った時、
新曲の練習をしてました(^-^)
指導していたのは、私ではなく、私の妹です(⌒-⌒; )
この日は、初めて新曲を練習するという日でありながら
本当にみんなこれ初めて叩く曲なの?
そう感じるほど、大人も子供たちもみんな
表情からあふれるほどのエネルギーを放ちながら
イキイキ!して練習してるんですよ〜(^O^)
どうしてこんなに楽しそうに、みんなイキイキ!
してるんだろう???
そう思って練習を見ていると、
新曲でありながら、みんな楽譜を一切見ずに
練習してたんですね♬
みなさん、経験ありませんか?
新しい曲をはじめるって聞いてたら、
まず“楽譜”がないと叩けない。。。
当然そう思いますよね。
でも、新曲で最初から楽譜を与えられてしまうと
“リズム”を間違えないように叩くことばかりに
集中して練習が続いてしまいます。
これでは、相手の心と心どころか、
目の前にある太鼓と自分の心でさえ
大きな大きな壁ができてしまいます。
それをわかっている彼女は、
最初から楽譜を与えることをせず、
まず目の前にある太鼓と自分が繋がって、
そして、周りにいるメンバーと“音”で楽しむ♬
そうやって曲作りをサポートしながら指導していました。
だから、伝わるんですね〜。
たかが、練習でしたが感動したんですよ私は(^-^)
それも、新曲ですからね、
リズムも当然間違えるし、体にだって
入りきってませんが、
心にはその音が素直に入ってくるんです。
“正しさよりも楽しさを”
演奏者自身が楽しいって心から思えないことは
当然その先にいるお客様に届くわけがないですね。
作り笑顔でも当然なく、
心から楽しんでいる皆さんのイキイキした表情と音は
本当に、人の心にたくさんのエネルギーを
与えることができるんだ!
そう思えた瞬間でした♬
今日もワクワク楽しく!素敵な1日を(^O^)