2016年5月4日水曜日

一人一人は違う。それでも世界が一つになる方法はきっとある。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

あかん!!!!!!

4月までいろいろと忙しすぎたか、、、


ここへきて、すっかり忘れ( ;∀;)

が横行し、いろいろとご迷惑、お叱りを受けて

しまうことが続いている('Д')


後悔しても、時間は取り戻せないわけで、、、


ただひたすら謝るだけのつらい日々。。。


器用そうで( ;∀;)とびきり不器用な私。


たまには頭と身体のリフレッシュしなくては( ;∀;)



さて、そうはいっても今日もお仕事お仕事!



ここのところ、桶屋!?

と間違えられるほど、桶づくりに没頭している日々です!(^^)!




太鼓作りに没頭、集中している時は

楽しいな~(^^♪



そして、太鼓は天然自然の素材を扱う事が多いので


そういう自然とのふれあいは、

ただ単にモノを作る以上のことをいつも教えてくれる気がしています。



桶って、出来上がってみれば

それはそれは美しい胴が仕上がりますが、


もとをたどれば、一枚一枚の杉の板からできてるんですね~(^^♪






大きい太鼓になれば、胴に組み上げるに20~30枚ほどの

板を使い組み上げていきます♬







先にも言いましたが、

この桶を作るのに使う杉の板。


当然一つとして同じモノはないんです。



・硬いモノもあれば柔らかいモノもある。

・素直で優しいモノもあれば、素直でなく癖のあるモノもある。

・幅の広いモノもあれば、幅の狭いモノもある。






人の“個性”と同じように、

一つとして同じモノは存在しません。



それでも、



最後はこの一つ一つの素材をうまく

つなぎ合わせることができなければ、胴は『円』に完成しません。




では、どうやって桶胴は

この個性や癖、幅の違った、一つ一つの板をつなぎ

合わせていくのか?


ご存知でしょうか。


それは、つなぎ合わせる板と板の側面の「角度」を削り合わせるんですね♬


板側面の角度を一つ一つ揃えていく。







こうして、一枚一枚個性や癖は違えど

寄り添い合う角度を揃えることで、きちんと『円』が一つになっていくんですね(^^♪


こうした作業、自然の素材と触れ合いながら

人も、自然も同じだな~と感じました。




例えば家族。


一人一人の集合隊である家族。


一つ屋根の下、一人一人が寄り添い合い

そこに愛があれば、その家族の円はきちんとつながっています。


でも、

一緒には住んでいるけど、寄り添う角度が違っていたらどうでしょうか?




例えば、会社。


一人一人の集合体である会社。


一つの目的に向かって目的をとげるために

毎日働く社員組織が、きちんと寄り添い合っていれば

それはそれは大きな力となり大きな業績、成果を遂げるでしょう。


でも、

一緒に働いているけど、寄り添う角度が違っていたらどうなるだろう??




太鼓だってそうなんです。



一見、『円』に見えても

寄り添う角度を間違えて作ってしまうと


そりゃ~隙間だらけで音も抜けていってしまう・・・




例えば世界。


人種も性別も、年齢も、文化も違うけれど


一人一人が寄り添い合う角度が揃えば

きっと争うことなく世界はつながっていくんだろうなぁ~。




私達人間は、そうするための“知恵”を持っている。



今日も豊かな一日になりますように(^o^)丿