2016年5月12日木曜日

人の成長を素直に喜べる自分になる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


日に日に初夏の陽気を感じる
今日この頃(^^


気持ちのいい五月晴れで
仕事もはかどります!


さて、

わたしは、相変わらず桶とたわむれる日々( ;∀;)





“桶職人”と言われる専門の職業が存在する仕事ですから


当然、太鼓づくりの片手間でなんかやれるわけがないことは

重々承知なのです。


それでも、自分が今までやってきた

太鼓作りの時間を削ってでも、


今はこの桶づくりにかけています。




なぜ?私がここまで桶づくりに

取り組む時間が作れるのか、、、



それは、ありがたいことに

三浦太鼓店には若い職人が集い育ってくれているからです(^^♪



親父がいなければ、

10代、20代のメンバーですからね(^^



そして、社長の私ですら30代!

老舗ベンチャー企業です(^^


昨年春に入社し1年が経ちました
岐阜県から来てくれた新人日置も、

もう4尺2寸の大締太鼓の皮が
一人で作れるようになりました!






でも、数年前まで


自分自身の仕事を人に“任せる”なんてことは

できませんでしたし考えもしませんでした。


正確に言えば、人に任せるなんて絶対嫌でした!


親父にだって任せたくなかったです( ;∀;)

それだけ自信も責任もプライドもありましたからね。


自分以外にこの太鼓は作れない!

作らせない!


そう思ってました( ;∀;)


それが、今や

自分の成長以上に人の成長を素直に喜べる自分がいる。


不思議なモノです(^^

本当に守りたいものが見えてきたとき、


私個人、一人のチカラではどうしようもならない事が

見えてきたんですね。



だから、自分自身が上手に太鼓を作れた時より

若い社員が、上手に太鼓を作れるようになっていく

喜びがとても大きいです(^^♪



伝統産業は厳しく、

モノは売れない時代と言われますが



その“伝統”が私に

何を守れば残されていくのかを教えてくれましたから。



あらたな伝統を生み出す

仲間がいるって本当に幸せです(^^♪