こんにちは、六代目彌市です(^^)/
日に日に初夏の陽気を感じる
今日この頃(^^
気持ちのいい五月晴れで
仕事もはかどります!
さて、
わたしは、相変わらず桶とたわむれる日々( ;∀;)
“桶職人”と言われる専門の職業が存在する仕事ですから
当然、太鼓づくりの片手間でなんかやれるわけがないことは
重々承知なのです。
それでも、自分が今までやってきた
太鼓作りの時間を削ってでも、
今はこの桶づくりにかけています。
なぜ?私がここまで桶づくりに
取り組む時間が作れるのか、、、
それは、ありがたいことに
三浦太鼓店には若い職人が集い育ってくれているからです(^^♪
親父がいなければ、
10代、20代のメンバーですからね(^^
そして、社長の私ですら30代!
老舗ベンチャー企業です(^^
昨年春に入社し1年が経ちました
岐阜県から来てくれた新人日置も、
もう4尺2寸の大締太鼓の皮が
一人で作れるようになりました!
でも、数年前まで
自分自身の仕事を人に“任せる”なんてことは
できませんでしたし考えもしませんでした。
正確に言えば、人に任せるなんて絶対嫌でした!
親父にだって任せたくなかったです( ;∀;)
それだけ自信も責任もプライドもありましたからね。
自分以外にこの太鼓は作れない!
作らせない!
そう思ってました( ;∀;)
それが、今や
自分の成長以上に人の成長を素直に喜べる自分がいる。
不思議なモノです(^^
本当に守りたいものが見えてきたとき、
私個人、一人のチカラではどうしようもならない事が
見えてきたんですね。
だから、自分自身が上手に太鼓を作れた時より
若い社員が、上手に太鼓を作れるようになっていく
喜びがとても大きいです(^^♪
伝統産業は厳しく、
モノは売れない時代と言われますが
その“伝統”が私に
何を守れば残されていくのかを教えてくれましたから。
あらたな伝統を生み出す
仲間がいるって本当に幸せです(^^♪