2016年5月3日火曜日

太鼓作りで必要な“感覚とは”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


はい、今日も連休中も休まずお仕事です~

子供たちにとっては休みの日でも

どこかへ連れてってやれず、、、


いつも申し訳ないぁ~と思ってますが、


そうか!


私自身も今の子供たちの年齢くらいから

太鼓屋の仕事を少しずつ手伝ってたなぁ~と思い出し


今日は長男と次男を三浦太鼓店へ連れて行くことにしました(^^♪



まずは、朝の日課である

店舗と店まわりのお掃除から(^^)/




三浦太鼓店では、朝から全員で店舗と

店回りのお掃除から仕事がはじまるのですが、


キレイになるって本当に気持ちよくって、

環境だけじゃなく、心まで晴れやかになりますよね~!!







さぁ、朝のお掃除が終わったら

いよいよお仕事お手伝いをしてもらいます(^^)/


長男は、チカラ仕事(^^♪



鋲を打ち終わった太鼓にくくりつけてある

ひもを外す作業→これがとてもチカラがいるんですね~( ;∀;)



次男は竹削り(^^♪

“セン”と呼ぶ専用の刃物を使って

竹の表面をキレイに磨いていくのですが、


刃物なんて扱う事が少ない現代っ子ですからね~

ケガをすることが怖いと言って、

軍手を使いながら恐る恐る挑戦してくれてます~( ;∀;)





モノを作ったり、


モノを生み出したり、


何か新しいことを考えたり、、



太鼓作りをしていて常々私は

“感性”というのがとても大切だと感じています。



手先の器用さはもちろん必要ですが、


それよりも“感覚的な器用さ”


これをとても重視しています。




感覚的な器用さを高めるには、やはり“感性”が必要なわけで


その感性を養うには、自分自身で感じる経験をすること!


経験や体験をどれだけたくさんできるかにかかってきますね!



竹を削れば当然、竹のトゲが手に刺さるわけで、

太鼓を作るには、当然チカラがいるわけで、、、

丁寧な仕事をするには、当然時間がかかるわけで、、、、



気の短い次男は、1時間も経たぬうちから

面倒くさい( ;∀;)と言ってますわ~笑


でも、極論!

その体験を通じて“面倒くさい”って

思ってもいいんです。


だって、そこから

太鼓作りって本当に大変なことなんだと“感じて”くれた証拠ですからね(^^


これこそ、感性の第一歩。




“手先の器用さではなく、感覚的な器用さ”



そういう環境が自然にあった幼少期を

思い出し、


子供のうちからそういう経験や体験を

たくさんさせてあげることが大事ですね(^^♪


ここから七代目が生まれてきてくれるといいなぁ(^^



わたしにも、こんな時代がありましたから~(^^♪