2018年5月24日木曜日

新しいだけがモノの価値じゃない。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

清々しい五月らしい
陽気ですね♬

お天気は清々しいですが
私は相変わらずの花粉症に苦しんでます♪( ´▽`)

さて、

桶づくりの日々は続いておりますが、


桶づくりできるようになって
今年で3年目なのですが、


今年に入って急に
修理やリメイクのご依頼が多くなりました。


例えば、



もともとこんなに長かった大締太鼓を、、


こんな感じに3つにカットして↓↓



すると、

セット用で2台と、

短く余った部分を平桶にリメイクさせていた抱いたり♬



7尺から8尺クラスの
とんでもなく大きな桶の

「タガ」のはめ替え修理を
させてもらったり、、、




どデカイ〜ぞーーーーー♬





また、先日は
使っている太鼓が

それほど大きくないのに
重たいので軽くしてほいい、、、


そんなご依頼もありました、、、



大きさは、1尺3寸で
見た目はそんなに重そうには見えなかったけど、、



早速、測ってみると
6,3キロもありました↓↓




こりゃ〜重たい訳です、、、


一番の原因は、
太鼓をバラしてみたら

すぐにわかりました♬
胴の厚みが厚すぎるのです↓




胴の厚みは、
重さだけじゃなくて

「音」にも影響してきますので

なんでもかんでも
薄く削ればいいと言う事でも

当然ありませんが、


やはり、大きさに見合った
厚みというのがありますね♬




できる限り削らせていただき、
なんとか5キロを切るぐらいまで

軽くしてあげることができました♬




ちなみに、

これが↓




こうなって↓↓♬




こんな感じだったのが↓



こんな感じにリメイクできました↓




新しい桶を作ることも
もちろん楽しいけど、


こうやって修理やリメイクの
依頼をいただくことも、

とても楽しいしやりがいあります♬


だって、

それは私たちのことを
必要としてくれてるって事ですからね♬


自分たちがこれまで積み重ねてきた
「経験」とか「技術」が


世の中から必要とされる事ほど
嬉しい事はありませんね♬


モノに溢れ、
壊れたら新しいモノを買えばいい、、、

そういう時代ではあるけれど、


新しいだけが決してモノの価値ではないし、


「文化」とか「歴史」を
次につなげるような仕事に誇りを持って

それも自分たちに与えていただいた
使命、役割と思って!


今日も頑張ります♬


さて、
午後も清々しい陽気で

花粉と戦いながら
お仕事頑張ります♪( ´▽`)

今日も素敵な1日を^_−☆