2013年11月28日木曜日

ピッカピッカの!?太~鼓~で~す

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


なんだか今日は急に寒さが増してる気がしますね~
みなさん体調など崩されてないでしょうか・・・


明日は東京までまた車で一人納品&打ち合わせ日帰り旅行(^^♪
あまり天気が崩れると心配です(>_<)


さて、今日はここのところご要望が続いております
リペア修理の太鼓ご紹介させていただきます。

ケヤキの宮太鼓2尺2寸立派です!(^^)!



太鼓は、胴体が命です。

もちろん皮も大切なんですが、この胴体さえしっかりしていれば
それこそ皮を張り替えることで、何十年、何百年とご愛用いただけますね!


太鼓の胴で最高級とされるケヤキの胴ともなれば
最近は本当に高価です。

ちなみに、今回修理させていただくこの2尺2寸のケヤキの太鼓。
新しく買おうと思ったら車1台はラクラク買えちゃうくらいのお値段です!(^^)!


まずは新しい皮の型を取る作業


最初は水も滴るやわらか~い状態です



季節にもよるのですが、この状態で毎日扇風機をあて
1週間くらい乾くまで置きます。


胴体のなかには、忘れず修理の記録を記載。

次に中を見れるのはいつになるでしょうか(^_^.)



皮の張替えと同時にしかできないのですが、
やっぱり長年使っていくと胴に傷やへこみができたり・・・

時にはひび割れてきてしまう事もありますね


そんな時は、胴表面をすこし削ってやると
下からまた綺麗な生地があらわれ、さらに
再塗装してやることで、これまた全く新品のように仕上がっていきます!


削り直し再塗装後の胴



最終皮張り&鋲打ち五代目です!


やはりケヤキの木特有の気質はすばらしく
木そのものの質が良いからこそ仕上がりもよくなりますね~


もうこれはどっからどう見ても新品です(^^♪






これからこの太鼓がどんな音に育っていってくれるのか
楽しみでなりません(^^♪