2015年3月21日土曜日

その貫禄、年輪のごとく。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は吉良町荻原という地域から
地元祭礼で使われている古い大太鼓が

張り替え修理のために当店にやってきました^^


まずは、言葉はいらぬこの“貫禄”をごらんあれ。

2尺8寸のケヤキくり貫き大太鼓。



実際に触れずとも、この“存在感”と“貫禄”すごいです。


このオーラはいったい、どこからやってくるのか・・・



推定樹齢300年から400年。



まさに年輪のごとく重ねられたその命の貫禄です。




人間も自然も同じですね。



年輪のごとく一つ一つ刻まれたその“歴史の深さ”が
その人、そのモノの風貌にあらわれます。


そういうモノは言葉発せずとも、
その貫禄は伝わります。





修繕といってもここまでくると、
正直私たちはやることはありません。


すべての答えはこの太鼓が持ってますから。


逆に教えてもらうばかり・・・



ああ、いつかこんな太鼓のような
深い年輪を刻む人間にれるかな^^;