2015年3月7日土曜日

一寸法師はなぜ?強いのか・・・

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


先日とある大成功をおさめられている
大手企業の会長さん(77)の講演会にでかけてきました。


人生の大先輩。


長いキャリアと経験、どのお話も
大変勉強になるお話ばかり。


その中で特に私の“心”に残ったお話がありました。


それは、


“一寸法師はなぜ強いのか”・・・



というお話でした。


一寸法師はなぜ強いのか?



みなさんご存知の一寸法師。


1寸とは約3㎝。


3㎝の身体しかない一寸法師が大きな大きな
鬼を退治してしまう。


そんなお話ですが、


会長さんは言いました。



では、なぜ一寸法師は鬼に勝つことが出来たのでしょうか・・・


みなさん、分かります?






それは、一寸法師が“武器”を持ったから。

だそうです。



一寸法師が持っていた武器、それは“針”と“小さな身体”




小さな身体という特徴をうまく活用し

鬼の身体に侵入、そしてその“針”を突き刺し

大きな大きな鬼を退治するのです。




このお話を伺ってハッと!しました。



もし、一寸法師が自分と他人を単純に比較し
自分には足らないと認識していたら鬼に立ち向かう事ができたでしょうか・・・



身体なんて何十分、何百分の一にも満たない鬼と一寸法師。


チカラだって同じですね。



でも、一寸法師は鬼と自分を“比較”しなかった。



伝わっていますでしょうか?



人にはそれぞれ“個性”や独自の“価値”が絶対あるんです。


それは他人と比較するものでは決してありません。


あなたには、あなたにしかできない“価値”がある。



そして、ここが大きな分かれ道です。



その独自の“価値”を自分自身が認められるかどうか・・・



一寸法師が、たとえ“針”を持っていたとしても

それを“武器”だと認識していなかったらきっと

大きな鬼に腰を抜かし、使う事なんてできなかったんだと思う。



いくら武器を持っていても“さや”におさめたままでは
持っていないのと同じです。



人は、どこか他人の持っているモノがうらやましかったり
隣の芝は青く見えると言いますが、


人と比較しそこにない自分を責めても
何もはじまらないですね。


人はそれぞれやっぱり違う“価値”を持っているんだ。


そう強く認識した素敵なお話でした。


まじめですこし不器用な日本人の気質では
他人を認めるより、自分を認める方が
ちょっとだけハードルが高いかもしれないですが



あなたは他の誰でもないあなたなのですから

その価値とチカラで幸せをとどけてください(^^)/



今日もみなさんにとって素敵な一日でありますように(^^)