2015年12月10日木曜日

和太鼓だってグルーヴはある。和太鼓のグルーヴの作り方。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


最近は懐メロにハマっています(^^♪


私の懐メロといっても、わたしの時代ですからね~

1990年後半が多いかな~


懐かしい音楽に触れていると、
なんだかとても不思議なきもちなりせんか?


一瞬にして、何かその時の出来事や空気、

ときには香りや風すらフラッシュバックしてくるような感覚や高揚感🎶



音楽って心地良いですね(^^♪



音楽で感じられる高揚感をあらわす言葉や表現というのは

いくつかありますが、今日はその中でも少しハードルの高い


“グルーヴ”についてのお話。



みなさんも一度は聞いたことある言葉だとおもいます。



そして、なんとなくグルーヴというのは

音楽にとって“良いこと”という認識もあるいと思います。



では、実際このグルーヴについて

具体的に説明できるでしょうか・・・・


Wikipedia(ウィキペディア)によれば、以下の回答だ。


ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。
語源はレコード盤の針溝を指す言葉[要出典]で、波、うねりの感じから
ジャズ、レゲエ、ソウルなどブラックミュージックの音楽・演奏を表現する
言葉に転じた言葉である。

現在は、素晴らしい演奏を表す言葉の1つとして、ポピュラー音楽全般で用いられる。



ということです。


そう、グルーヴそのものに対して「具体的な定義はきまっていない。」


難しくとらえずに、

かんたんに言ってしまえば、→ 誰もが“聞いて心地よい”


そして、その音に“高揚感”を覚え自然と楽しくなる音楽。



と、私は捉えています。



グルーヴについての定義を音楽学者でもない
私がつくることはできませんが、


音楽に対する、

こと私の場合は和太鼓演奏にたいする高揚感、誰もが聞いて楽しく!心地よい音(^^♪


であれば、その作り方は伝えられる🎶



和太鼓音楽、グルーヴを生み出すための

必要不可欠な要素は3つあります。



1つ目。“音”


“音”ここで言う音とは、たった一発の“音”のことである。


リズムでもテンポでもない。

そう、たった一発の音。


音楽のすべては、ここから始まります。


そして、グルーヴという観点で捉えると

“音”は→出すことが大事ではなくて

“音”は→感じることが大事🎶


自分が出す、そのたった一発の“音”をじーーっくりと感じた事ありますか?


実は、感じようとすればするほど

その音は単音ではなく、母なる大宇宙のように果てしなく広く深いのです。









2つ目。“間”


一つの“音”を感じられることができたら、

次に大切なのがこの“間”というやつです。


これまたくせ者で( ;∀;) 日本人にとってこの“間”という定義だけでも

話し始めたら、終わりがない深いテーマになっちゃいますが、


今日は、かんたんにとられてもらって大丈夫(^^♪


私がここで言う“間”とは、“音”と“音”の間のことです。


一発のドン!という音を感じられたら、

次にもう一発ドン!と打つまでに、実は隠れた“音”が眠っています。


これが、1つ目で伝えた音を感じるということにつながります。




3つ目。“信頼関係”

これは、演奏者同士の信頼関係だけでなく


人と人はもちろんのこと、



私と太鼓との信頼関係、

私と音との信頼関係、

私と私との信頼関係、

私と自然との信頼関係



音楽を取り巻く環境すべてに対する“信頼関係”



これが、深ければ深いほど音楽の、音のグルーヴは深まります🎶


例えばこんな感じ(笑)>>>






いかがでしょうか?


これは、あくまで私の勝手な主観、定義ですが


とても大切なことだと常々感じています。



ここでお話しした3つの要素、


一発の“音”を感じ、その音をつなげるために“間”を感じ、

そして、すべては信頼関係の上で成立する。



一言で言えばグルーヴとは“愛”なのかもしれません。


愛あるものは、不思議と多くの世界を巻き込むのです。


それも悪の道へ巻き込むのでなく

人々を楽しく、幸せな世界へと巻き込んでいってくれます。




私は、そんな太鼓と、メンバーに出会えたことに

こころから感謝します(^^♪



今日も最高のグルーヴィーな一日を(^_-)-☆