かねてより、取り組んできました
来年新春に完成を目指しています
四尺の大締太鼓!
まだ製作途中ではありますが、
先に名前が決まりましたーーーー!!!
はい、こちらです↓
『鼓路和ーKORONA-』
はい、ご存知太陽のコロナから名前を由来しました(^^♪
地球を含め、この宇宙に爆発的なエネルギーを
注ぐ太陽コロナ。
聞く人、周りの人たちにそんな大きなエネルギーを
与えられるような大太鼓になってほしい、、、
そんな願いを込めました!
さて、これだけの大きな太鼓がお蔭様で
自社で作れるようになってきましたが、
このたった一つの太鼓が完成するのに
いったいどれだけの職人が関わっていると思いますか???
今日は、せっかくなので
この鼓路和ーKORONA-が誕生するまでに
どれだけの方々が関わっているか!?
それをすべてご紹介したいとおもいます(^^)/
まず一番手は、わたくしから!
はい、桶胴ですね!
私が作っているのは、
この太鼓の心臓部ともいえる胴!
そして、私がなぜ今この桶が作れているのか
それは、ご存知の通り五十嵐さんとの出会いであったり
五十嵐さんから授かった大切な道具たち
直々に桶づくりのノウハウのすべてを
さずけてくださった、師匠との出会いあってこそなのです。
何より大切なことを教えれた師匠
さらに、
秋田より杉材を提供くださる秋田林業さん
秋田より届く杉材
そこから、さらに
桶胴の細かなサイズに合わせて
製材してくれる、高校からの同級生である加藤建具さん!
胴だけでもまだまだありますよ~
はい、桶胴には「タガ」がと呼ばれる
竹が必要です。
タガを組むのは私の仕事ですが、竹の素材そのものは
この竹は滋賀県にあります代々続く竹松さんから
提供いただいています!
先祖代々続く竹松さん!
はい、胴だけでも
すでにこれだけ多くの職人が関わっているのです( ;∀;)
続いてどんどん行きますよ~!!
ついてきてくださいね~( ;∀;)
次は、皮!
皮作りは、現在急成長の
新人日置君!がんばってくれてます(^^)/
昨年の春に入社し、
今では大きな太鼓から小さな太鼓まで
締太鼓系の皮はすべて作れるようになりました!
そして、この皮を作る際の素材も
またまたいろいろあります
まずこちら↓
これは縫い糸となる“本麻”の繊維です
この麻を栽培してくださる農家の方々、
そして、
この繊維から細かく割いて「糸」になるように
寄り合わせるのは、自称麻糸師と名乗る( ;∀;)
妹のしほです~(^^
糸づくりひとつとっても、
丈夫で縫いやすい糸を作るまでに
熟練の修行が必要なのです!
そしてそして、
皮作りにもうひとつ欠かせない素材がそう金輪です。
皮のふちはこのような鉄のリングを使っていますが
この鉄リングも、地元の井本鉄工所さんの
職人技によって作られています!
さて、まだまだいきますよ~
完成した胴を用品価値をぐーーーん!と
高めるべく美しい塗装をしてくれる
わが社の塗装職人である慶さん!!
彼にも、やはり家具塗装職人であった
今は亡き師匠がいます。
そんな師匠から受け継いだ技術と道具と共に
最近、魔法の手か!
そんな風に感じるほど想像的で
美しくバリエーション豊かな塗装ができるようになりました!!
そして、今回鼓路和ーKORONA-の太鼓には
胴体をカスタムデザイン入れていこうと思ってますが
そんなかっちょいいいデザインを起こしてくれるのが
平尾くん!
鼓路和ーKORONA-に入れる予定のカスタムデザイン
平尾君は、これまた高校の後輩なのですが
太鼓のデザインと、もうひとつ
自社の太鼓カバー製作をしてくれています!!
まだまだいきますよ~
太鼓の土台をしっかりと支えてくれる台
この台は、大工さんである工房TAMさんの
手によるモノ。
機能的で安定感ある台はまさに職人技!
つづいては、
太鼓を結ぶ調べ(ロープ)を作ってくださる
これまた地元の製鋼さん
そして、太鼓を叩くのに欠かすことできないバチを
作ってくださる服部木工さん
巴の塗りは
地元三河仏壇を手掛ける塗師職人さんにより
本漆で仕上げられます(^^♪
さて、もうすでに数えきれないほどの
職人さんが関わってくださってます(^^)/
今回の、この鼓路和ーKORONA-の
イメージで命名してくれました
太鼓打ちとしても書道家としても
大活躍の塚本さん!
たくさん書いていただいた中から
この書に決定!!
その理由は、
鼓路和ーKORONA-のエネルギー溢れる躍動感
そして、
なによりコレでした↓
みなさんも何かに見えませんか~??
そう、
私にはこれが大太鼓に立ち向かう「人」の姿にみえました(^^♪
こうして、
数々の人たちの手によって
たった一つの太鼓はこの世に生を授かるのです。
私達人間も同じですよね。
たった一人でこの世に生まれてきた人なんて
誰一人いないのです。
たくさんの人たちの
たくさんの人たちとのつながりがあって
今の私は私たちはあるのです。
私たちも原点をたどれば、
初代三浦彌市がいてくれたからこそ今がある。
どんな時も
こうしたことを忘れずに
日々感謝しながら過ごしたいですね(^^♪
今日もステキな一日を(^_-)-☆