2016年12月17日土曜日

和太鼓にとって一番大切な事は?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


さて、今日はとてもシンプルな質問を投げかけてみたいともいます。


みなさん、

太鼓にとって一番大切なことは何だと思いますか?




一番大切な事、


少しむつかしい言葉で言い換えれば、

“和太鼓の本質”と言える部分です。



さて、いかがでしょうか




普段みなさんが太鼓と向き合いながら


何を一番大事にして見えますか??






先日、ある演奏者の方と何気ない会話の中で


あぁ、やっぱり


これが太鼓にとって何より大事な事なんだよな~って


その大切さを改めて考えました。




その方とこんな話をしました↓



今、三浦太鼓店で来年にむけて

これまで作ったことがない大きなサイズ!


四尺の大締太鼓を試作してるんですよ~(^^♪





また完成したら、ぜひ

試しに使ってもらいたいので

その時はお声かけさせていただきますね~と(^^♪


直径1メートル20㎝にもなる大締太鼓




そしたら、その方がこんな話をしてくださいました。



実は、うちの道場にも

四尺クラスの大締太鼓があるんですが、



滅多に使わないんですよ~と、、、、



どうしてですか?


大きすぎて大変なのですか?



そう尋ねると、



いえ、


“音”が、、、、、



そう言われたんですね。




この一言がすべてですね。



はい、和太鼓の本質=“音”なのです。



和太鼓にとって一番大切な事は、


見た目でもなく、大きさでもなく、美しさでもなく、


そう“音”なのです。


伝わっていますでしょうか、、、、



逆にいえば、

どんなにかっこよくて、すばらしい太鼓でも


“音”が悪ければ、

人に伝わらない、届かないってことです。



太鼓にとって“音”というのは、“言葉”と同じです♪



だから、私は日々太鼓作りをしながら

何と向き合っているかというと、


言うまでもなく、

太鼓の“声”なのです。




私たちは、この太鼓の声の事を

“活きた音”と表現し経営理念として

常に私たちの中心にその理念をおいています。





だから、いくら美しい太鼓、かっこいい太鼓

大きな太鼓ができても



その声を聴いて自分たちが納得できなければ

世の中にだすことは絶対ありません。




みなさん、

太鼓の声、“音”聴こえていますか?



演奏していく中で、

もし何か不満や悩みを抱えるようになったなら


自分の目の前にある太鼓の声に

いつもより少し耳を傾けてみてください。



何かあたらしい発見、つながりが

うまれるかもしれません(^^♪



今日もステキな一日を(^_-)-☆