こんにちは、六代目彌市です(^^)/
今日は、豊田市は足助から
この地域特有の真鍮製の胴でできた
締太鼓、ちゃらぼこ太鼓の演奏などで使用する
通称:小〆(コジメ)の古い太鼓が持ち込まれました(^^)
見るからに、年季の入った皮ですが
これは、先々代である私のおじいちゃんが作った太鼓だと
いう事が分かりました(^^)/
状態を見てほしいということでお持ちいただきましたが、
見た目は、だいぶボロボロに見えますが
まだまだ十分現役として活躍できそうです(^^♪
おじいちゃんは、私が小学校1年生の時
病気で亡くなってしまったので
おじいちゃんの記憶はもちろん
残ってますが、
おじいちゃんが太鼓を作っている想い出は
残念ながら一切ありません。
それでも、こうして
おじいちゃんが残してくれた太鼓を見ることで
私はその“仕事”に対する想いを知ること、
感じることができるからとてもとてもうれしいです(^^)/
親父は、おじいちゃんは
常に病気がちではあったが、
太鼓作りに関してはとことん“丁寧”な仕事を
貫いていたとずっとずっと聞かされてきたので
その息吹をこうして
目の当たりにできることは本当に幸せです(^^♪
私からしたら、親父の仕事は
本当に丁寧で美しいと尊敬しますが、
親父からしたら、
じいちゃんの仕事にくらべたら
自分の仕事はまだまだ到底及ばないと
いつも口癖のように言っています。
仕事をとことん“丁寧”にしてきた
おじいちゃんの口癖は、まさに“仕事は丁寧に”
だったそうです。
その想いの裏には、
丁寧な仕事こそ、お客様に喜んでもらえるモノづくり
だという信念があったからだと親父から教えてもらいました。
“言葉”として、
私はおじいちゃんから直接受け取ることは
残念ながら叶いませんが、
“言葉”以上に
人の想いというのは伝えられる手段が
あるんだということを改めて感じましたね(^^♪
若かれし頃の
おじいちゃんと、親父の仕事風景の写真が
出てきました笑
なぜパンツ一丁なのか笑
そういえば、おじいちゃん
いつもパンツ一丁で仕事してたと
親父が言ってたな笑
この姿だけを世の中に出しては
おじいちゃんに申し訳ないので、
クールでかっこいい写真も
載せさせていただきます(^^♪
さて、今日も仕事は“丁寧に”
お客様に喜んでもらえる太鼓作り!がんばります(^_-)-☆