2016年6月29日水曜日

時代が変われば何が変わる?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


先日、東京より

和太鼓兄弟ユニット「は・や・と」

として、活動・活躍される金刺由大さんが

ご来店くださいました!






今回は、1尺5寸のケヤキ長胴太鼓を新調くださいました(^^♪






うれしいですね~(^^♪


東京で第一線で活躍されるプロ奏者と

こうしてご縁をいただけること、

足を運んで頂けること。



実は、私が三浦太鼓店に入った当時では

考えられないほどの「環境」の変化なのです。




いったい、何が変わったのでしょうか???



それは、ほんの20年ほど前までは

私達三浦太鼓店のお客様というのは、

この“三河地域”の方々しかいませんでした。



よって、県内の枠を飛び越え県外のお客様というのは

顧客リストにまったくなかったんです!



それが、世の中にインターネットというものが

普及しはじめ当店も、ホームページを作って

情報を掲載したところから



私たちをとりまく“環境”が劇的に変化してきたんですね。


インターネットにのせて、

最初にご連絡をいただいた鹿児島からの

お客様のことは今でも忘れません。




今や、会社の規模や大きさに関係なく

どんな会社、個人であれ


その“情報”を世界中の人々に伝える手段があるんです。



遠くのお客様にいたっては、

実際にお目にかからずしても注文を受け、

海外であっても送れる流通経路がある。


オーストラリアに送った当店の太鼓。




さて、そのような時代になることを

果たして150年前の初代の頃に想像もしていたでしょうか・・・




写真もモノクロからカラーになりました。

アナログからデジタルになりました。





デジタル化されたことによって、

写真をとりまく“環境”が激変したはずです。



その“環境”の変化にいかに“対応”できるか、、、、



これがこれからの時代にとても

必要な要素だと私は思っています。



“環境”が変わるんですからね、

自分たちがそれに対応、適応していかなければ

ならないのは当然のことですよね。



例えば、住む環境が変われば

それに適応する必要があります。


北海道から、沖縄に引っ越したら

その環境の変化に対応しなければなりません。



そして、現代はその変化のスピードが

恐ろしいほど早い時代なのです。



よって、


私たちは、太鼓作りの技術を高めつつ

同時に、


環境に対する変化を感じ取る

アンテナを高める必要もあるのです。



作ることだけに集中していたら

ふと気づいて周りを見渡したら


無人島だった( ;∀;)


なんてことが実際に起きる時代なのかもしれませんね。



時代の変化の情報をいかに

上手にキャッチできるか。


これからますますの課題となりそうです(^^



左、現在の当店新しい太鼓。 右、初代の頃の古い太鼓。