2016年6月22日水曜日

新たな時代の職人集団を作りたい!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


先日の日曜日は父の日でしたね~!


世のお父様方は、素敵な一日でしたでしょうか(^^♪



日々、あらゆることに追われており

ふと忘れそうになりますが( ;∀;)



私も、4児の父親なのです(^^



そんな父親ですが仕事から帰ると、

子供たちからうれしい手紙をもらいました泣



写真左わたし、右長男


“大人になったらいっしょに三浦太鼓店で働こうね”


泣、泣、泣、、、、、



これほどうれしい手紙はないですね~( ;∀;)



ろくに休みもなく、

世のお父様がたとは全く違った環境で

育っている子供たちですが、、、


それでも、私は一つだけ

子供との関わりの中で貫いていることがあります。



それは、“仕事は楽しい”


と、いう事伝える。


仕事は楽しい!

太鼓作りは楽しい!!


日々そう言い続けてますし、

実際にそう思って仕事をしています。



もし私が、


あぁ月曜日か、、、


会社に行くのやだな~とか、、、


上司の、会社のグチばかり家で言っていたら

子供たちは“働く”事にや将来に対して

どのような感情を抱くでしょうか???



事実、私の親父は

平日サラリーマン、土日で太鼓屋という

仕事をかろうじてつなぎとめている状況で、、


太鼓作りが楽しい!


というより、

とにかく“苦労”している状況が

今でも思い出されます。



だから、当然私たちも

そんな太鼓屋という仕事に対して

夢やあこがれを抱くことはできなかったです。。。



今の私の“夢”は

新たな時代の“職人集団”を作ること!!



つい先日、

地元地域からある古い太鼓の修理を

受けたんです。

その胴の中からこのような銘が出てきました。




この胴の中からこのような銘が出てきました。




大正十三年岡崎市本町
三浦太鼓製作所 職長三浦常市 
大極上 尺七寸


とありました。


大正十三年、岡崎市本町とは

初代の頃の時代なのですが、


職長三浦常市という名前がでてきました。



当時は、商売が大変栄えており

職人もたくさんいたと聞いており、


当時の職人が、のれん分け独立し

あらたな太鼓屋を作ったという話も聞いています。




様々な時代を乗り越えながら、

当時のような状況はずっと続いてきたわけではありませんが



あらたな時代の職人集団を作るのが

私の夢なのです(^^♪



少しずつではありますが、

当店では若い職人が仲間として

やってきてくれています!


家具職人から知識を習い、

今や様々な塗装ができるようになった


慶さん!














私の作った桶も

ピカピカに仕上げてくれます(^^♪







また、昨年

新卒で岐阜県から来てくれた

日置君!






今や4尺以上の大締めの皮も

1人で立派に仕上げられるようになりました!





“職人”という仕事は、

時代と共にだんだんと少なくなっていっていることも

事実です。



後を担ってくれる若者たちに対して、

やはり“夢”を与えることができなかったら、、、


次の世代の若者たちは、

その仕事やってみたい!とは思わないはずです。



子供たちにも、夢を伝えられ、






若い世代にも夢を与えられる事。



“職人”という仕事は、

時代と共にだんだんと少なくなっていっていることも

事実ですが、



できなくなる技術は、

すべて当店であらたな職人を育ててやる!


そんな覚悟で、究極の職人集団をいつか

作り上げたいですね(^^♪






今は、まだ夢の途中です(^_-)-☆