2016年10月16日日曜日

できなくていい、、、上手にできることよりも大切なコト。リーダーの本当の役割とは、、、

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


先日、あるテレビ番組で

ソフトボール日本代表の元監督である

宇津木妙子さんが、まだ経験のあまりない

小学生の子供たちにソフトボールを教えていました。


それを見ていてとても面白かった!


本当に限られた短い時間の中で

宇津木さんの匠な指導によって、


みるみる子供たちが変わっていく姿がわかる。


とても感動しました。



そして、

すぐに宇津木さんて、いったいどういう方だろうか?


もっと知りたいなぁ~と思って、

本でも出されてないかと探し


出会った本が、

“ソフトボール日本代表が金メダルを獲った理由”と

“あなたが変わるまでわたしはあきらめない”という

この2冊の本です(^^




ソフトボール日本代表が北京で世界最強と言われる

アメリカを破り、みごと金メダルを獲るまでの道のりを

描かれた本と、


伝説のシンクロコーチである井村雅代さんの本。


いずれも女性監督。


実際は、北京の時の監督は宇津木さんでは

ありませんでしたが


私自身、社長という立場だったり

チームのリーダーという立場だったり、


また、

大きな日常的に大きな役割が無くても

こうした人たちの経験や考え方って絶対勉強になるだろうなぁと

思って夢中になって読みました(^^



そこで、見えてきた答えが

やっぱり面白かった。



そこには、こう書かれてありました。


“スポーツのゴールはよい人間をつくること”






オリンピック選手であれば、当然よい成績をおさめることがゴール!


日本を背負って戦うのだから、

金メダルを獲ることが何より大切にしている一番のゴールだと

勝手に思っていましたが、



井村さんも、宇津木さんも

スポーツのゴールは金メダルを獲ることではなく

“よい人間をつくること”


と、そう言われていました。





“よい人間”という言葉の中には、


さまざまな要素がもちろん含まれていると思いますが、


スポーツを通して、人間を育てること

人生を考えさせることを何より大切にしている。



これって、スポーツ以外のことでも

言えるなぁ~と思いました。



会社であれば、社員。

リーダーであればチーム。

親であれば、子供。



上に立つ人間にとって、

人を育てることと言うのは


何かを上手にできるようにさせる事や

よい学校に通わせる事よりも

“よい人間を育てること”



すなわち、ゆたかな“心”を持った人を

育てることを大切にしなければなりません。




なに不自由のない現代という暮らしの中で、


モノの豊かさ、お金の豊かさ、


わたしたち人間は、時にこうしたモノが

すでに十分に自分のまわりにあるにも関わらず、


その環境に慣れ過ぎてしまうばかりに、

もっと、もっとと求めすぎてしまう。




このような世の中の風潮が、


人々から本当の豊かさというのを

見失わさせてしまっている原因なのかもしれません。



三浦太鼓店、

小さな会社ではありますが


良い太鼓を作り続けることも

もちろん大切にしながら、


何より“縁”あって共に歩んでくれる

人々の心を大切にできるような会社に

したいなぁ~と(^^♪


まだまだ未熟な新米社長!


今日も勉強です( ;∀;)