先日、あるテレビ番組で
ソフトボール日本代表の元監督である
宇津木妙子さんが、まだ経験のあまりない
小学生の子供たちにソフトボールを教えていました。
それを見ていてとても面白かった!
本当に限られた短い時間の中で
宇津木さんの匠な指導によって、
みるみる子供たちが変わっていく姿がわかる。
とても感動しました。
そして、
すぐに宇津木さんて、いったいどういう方だろうか?
もっと知りたいなぁ~と思って、
本でも出されてないかと探し
出会った本が、
“ソフトボール日本代表が金メダルを獲った理由”と
“あなたが変わるまでわたしはあきらめない”という
この2冊の本です(^^
ソフトボール日本代表が北京で世界最強と言われる
アメリカを破り、みごと金メダルを獲るまでの道のりを
描かれた本と、
伝説のシンクロコーチである井村雅代さんの本。
いずれも女性監督。
実際は、北京の時の監督は宇津木さんでは
ありませんでしたが
私自身、社長という立場だったり
チームのリーダーという立場だったり、
また、
大きな日常的に大きな役割が無くても
こうした人たちの経験や考え方って絶対勉強になるだろうなぁと
思って夢中になって読みました(^^
そこで、見えてきた答えが
やっぱり面白かった。
そこには、こう書かれてありました。
“スポーツのゴールはよい人間をつくること”
オリンピック選手であれば、当然よい成績をおさめることがゴール!
日本を背負って戦うのだから、
金メダルを獲ることが何より大切にしている一番のゴールだと
勝手に思っていましたが、
井村さんも、宇津木さんも
スポーツのゴールは金メダルを獲ることではなく
“よい人間をつくること”
と、そう言われていました。
“よい人間”という言葉の中には、
さまざまな要素がもちろん含まれていると思いますが、
スポーツを通して、人間を育てること
人生を考えさせることを何より大切にしている。
これって、スポーツ以外のことでも
言えるなぁ~と思いました。
会社であれば、社員。
リーダーであればチーム。
親であれば、子供。
上に立つ人間にとって、
人を育てることと言うのは
何かを上手にできるようにさせる事や
よい学校に通わせる事よりも
“よい人間を育てること”
すなわち、ゆたかな“心”を持った人を
育てることを大切にしなければなりません。
なに不自由のない現代という暮らしの中で、
モノの豊かさ、お金の豊かさ、
わたしたち人間は、時にこうしたモノが
すでに十分に自分のまわりにあるにも関わらず、
その環境に慣れ過ぎてしまうばかりに、
もっと、もっとと求めすぎてしまう。
このような世の中の風潮が、
人々から本当の豊かさというのを
見失わさせてしまっている原因なのかもしれません。
三浦太鼓店、
小さな会社ではありますが
良い太鼓を作り続けることも
もちろん大切にしながら、
何より“縁”あって共に歩んでくれる
人々の心を大切にできるような会社に
したいなぁ~と(^^♪
まだまだ未熟な新米社長!
今日も勉強です( ;∀;)