2016年10月18日火曜日

“伝統”とは、受け継がれたモノを守る事ではない。

こんにちは、六代目彌市です(^-^)

昨年150週年を迎えた三浦太鼓店ですが、
150年の伝統すごいねってよく言っていただきます。

じゃあそもそも“伝統”って何でしょうか?

私は“伝統”って、
単に守られてきたモノを受け継ぐことではないと思っています。

私の感覚で表現するとしたら、
伝統とは“信頼”受け継ぐことだと思っています。


そして、その信頼という言葉の中に

確かな技術や経験、知恵、
人と人との“つながり”があるんです。

だから、企業も人も失ってはいけない
一番大切な事というのは、

私は、常々この“信頼”だと思っています。


いくら技術が高くても、
信頼されていなければ支持されません。


いくら経験が豊富でも、
信頼を失うようなことをしてしまったら、
一瞬で崩れてしまいます。


私たちの経営理念である
“伝統を守り 伝統を創る 我々は活きた和太鼓の音を届けます”

この活きた音こそ、守るべき和太鼓の本質
そう“信頼”ということです。

三浦の太鼓を通して、
お客様に心から喜んでもらいたい、

そして、
喜びの中から生まれた音を聴いた人が
さらに心を豊かにしてくれること(^-^)

これが私たちの目指す夢の世界なのです(^-^)


そんなことを考えていたら、

ふと今日嫁さんが、趣味で自作してきたと
こんな額を見せてくれました(^-^)




楽しいから笑うんじゃない、
笑うから楽しいんだ(^-^)



楽しいから笑うでは、
楽しいことをいつも外へ探さなければならない。

でも、実は大事なことっていつも外側じゃなくて
すでに自分の中に持っている、、、

大切なことはどんな時でも、
自分の中にある。

そんな気がします。


そうやって考えると、
伝統の世界であっても

人々からの“信頼”さえ守り続ければ、

どんな時代になっても“変化”を恐れず
チャレンジすることができるのかなって、、、

さて、今日も1日お疲れさまでした
おやすみなさい♪( ´▽`)