2015年11月17日火曜日

古い太鼓は宝の山。と、思ったら本当にお宝が眠ってた(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

当店にたまたま同じ時期に、
同じようなサイズの、同じような古い太鼓が修理で入ってきました。



いずれも100年をこえる太鼓ですが、

ひび割れや、状態は正直どちらもあまり良くないですが、
それでもなんとかまた新たな息吹を吹き込んで

活きた音を奏でられるよう再生してあげたいな~と思います。


古い太鼓は宝の山です^^;


いつもいろんな事を教え、伝えてくれる

私にとって師匠みたいなもんです。


物言わぬ、言葉は語りませんが、

その大きな存在感でいろんなことを教えてくれます。


言葉じゃなくて、背中で語る親父のような存在でしょうか^^;



さて、そんな今回も宝の山の太鼓さんなのですが!


実は、今回の太鼓さん


本当にお宝が眠ってたんです!!!笑



皮をはずしてみると、

胴のなかにいくつか、このような鉄の薄い板が
貼り付けてありました。




太鼓の修理方法として、

割れた部位の補修などで、よくこのような方法で
補強されることがあるので


今回の胴も、割れ予防か、補強してあるのかと思ったのですが


どうみても、割れの補強には見えないのです。。。。



なんの意味があって、わざわざ
この鉄板が貼られているのかが解明できずでしたが、


ま、ひとまず余分なものは
外してみないと、ということで取ってみる事に。


べりべりっとこんな感じ^^;



はい、!とれました!




すると、なんと
この鉄板の中からこんなモノが現れたんです!!!!!!!



分かります~?




はい!五銭硬貨です(^^)



なぜ、こんなところに

お金が挟まれていたのか、


なぜ、それも五銭なのか??


なぞは深まるばかりですが^^;

まさにお宝の登場にテンションあがりました(^^)/


はじめて見ましたよ五銭硬貨。

現在の1円玉と比べてみましたが、
1円より一回り小さいです。




まさかまさか、

太鼓の中からお金が出て来るとは

思いもよらず驚きましたが、



やっぱり古い太鼓はいろんな事を運んできてくれる

宝の山なんだな~と^^;



なんとか、キレイにまた
多くの方々に幸せの活きた音届けられる太鼓に

再生して上げたいと思います!