2016年3月29日火曜日

人から人へつながる“知恵”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


ここのところの疲れがどーーーっと出たようで、

昨日は早々に家に帰って、9時前には寝てました~( ;∀;)



あ~良く寝れたおかげで、

今日はすっかり元気です(^^)/


日に日に春本番の陽気!

元気にがんばります!


さて、先日は遠く秋田の小学校さんから

お便りいただいたと記事を書かせてもらいましたが、


今回は、なんと北海道登別の小学五年生の
お友達から突然のお便りいただきました!!






総合学習の時間で“日本の文化再発見!”


そんなテーマで勉強され、

和太鼓についての伝統や文化についての質問内容が

書かれていました。



遠く離れた、北海道の子供からのお手紙とあって

できる限りわかりやすく、私が伝えられる情報をまとめて

お手紙を返信させてもらいましたよ~(^^♪



“文化”や“知恵”というのは、


どうやって次の世代へと受け継がれていくのでしょうか・・・・


今、私も逆に桶づくりについて

いろんな人の“知恵”を伝えてもらいながら

試行錯誤していますが、


昨日は、太鼓用の桶は作られていないのですが、

紅葉で有名な地元愛知県足助にあります


香嵐渓足助屋敷内で作業をされている

桶屋さんへ伺ってきました(^^)/





ありがたいことに、一つ一つの工程を

本当に丁寧に教えていただき、


同じ桶とはいえ、やはり

作る“人”が変われば、そこに当然のごとく“新たな知恵”がたくさんありました。



時に伝える側になったり、


時に伝えてもらう側になったり、



そうした経験の中、“文化や知恵”というのを伝える唯一の方法は

“人”から“人”えと受け継がれていくんだなぁと強く実感しました。



逆に言えば、大切な文化を伝える“人”が

いなくなってしまったらその文化をつなげていくことは決してできません。



カタチある“モノ”は残されても、

やはり人の心や言葉は、人から人なんだと思います。



先日の桜祭りでは、

毎年、桜ライン311へ寄付活動をさせていただいています。





津波到達ラインへ桜の木を植えることで

次の世代に受け継ぐ知恵をつないでいこうという活動です。


100年以上前にも起きてしまった大地震の際はこれと同様に、

ここまで津波が来たという、石碑が建てられていたそうですが


残念ながら、“石碑”というカタチは残っていても、

多くの方がその“意味”まで理解されていなかった・・・


カタチと一緒に人の心につながる“知恵”を

継承することが、


何より大切なことなんだろと思います。



さて、今日も桶づくりがんばります(^_-)-☆