こんにちは、六代目彌市です(^^)/
きょ~うはたのし~ひなまつり~♫
ですね(^^♪
そう上巳(じょうし)の節句です。
みなさん、そもそも節句とは何か?
ご存知でしょうか?
上巳の節句を含め、
日本には、江戸時代に人々の暮らしの中で重要な節目、行事として
年に5日の“式日”が制定されました。
それが、五節句です。
現代人の我々は、端午の節句とひな祭りで知られる上巳の節句、七夕は
なじみがありますが、その他の節句はなかなかなじみがないのではないでしょうか?
みなさんすべて言えますか(^^
以下がご節句です~
人日の節句は1月7日
上巳の節句は3月3日
端午の節句は5月5日
七夕の節句は7月7日
重陽の節句は9月9日
そもそもじゃあ節句ってなんでしょうか?
節句の「節」というのは、季節の変わり目の事です。
季節の変わり目に季節自然の生命力、いわゆる“旬”の食物などをいただき
生命力を養い、天地自然に感謝し厄災を祓うことが一番の目的なんです(^^
日本には、四季がありますから
現代人であっても、季節の変わり目を感じることはできますが、
それでも、年中どんな作物でもほとんど食べられて
そもそも“旬”のものが何なのかすら分からなくなってきている現代の暮らしですが、
人工的に強制的に創られた作物ではなく、
やはり、その季節自然の摂理にそって作られた“旬”の作物というのは
大きなエネルギーがあり、
その力は人々の身体に大きな生命力を与えてくれるんです。
そのことを昔の人たちはよ~く知っていたからこそ、
新しい季節の変わり目に、生命力をいただき
また次の季節も健康でありますようにという本当の願いがそこにありました。
なぜ?
私が今になってそんな節句について熱く語っているかって?笑
それは、一昨年より地元岡崎の瀧山寺さんで
この五節句をテーマにした催し物のお手伝いを
1年を通してさせていただいています(^^
瀧山寺悠久のご節句
古き良き日本のすばらしい“文化”や“知恵”を再認識し、
こういう時代だからこそ忘れてはいけない大切な“心”を教えてくれる
本当にすばらしい空間です。
先にあげた5つの節句ごとに、
季節のお膳と華舞台を催し、
お客様に目で見て、感じて“五感”を通して感じてもらえるような
日々の忙しい日常から少し離れていただき
非日常的な空間を演出しています(^^♪
とはいえ、テーマがテーマだけに、
場所が場所なだけにあまり偏った硬くるしさにならないよう
“伝統”の“現代化”を目指し、
“型破り”な演出でお客様をアッ!と驚かせるような
感動を届けることをにも努力しています(^^♪
たとえば、今週日曜日が
瀧山寺悠久のご節句、上巳の節句になるのですが、
華舞台でのアーティストは、南米の楽器アルパの奏者と
コンテンポラリーダンスの融合で、
この季節とメッセージを伝えるという挑戦をするんです~( ;∀;)
毎回毎回さまざまなアーティストさんが登場し、
華舞台を色どり、
また季節ごとのお膳で心も身体も健康になる!
こんなすばらしい催し物をなんと1年通して
めざせ100年と志を高く掲げてやっておりますから!
みなさんぜひ一度どこかで足をお運びくださいませ~
◆上巳の節句
上巳の節句はまさに今日3月3日あたり、
桃が咲く時期と重なることから“桃の節句”とも言われてきました。
季節自然の生命力をいただき厄災を祓い、
また女の子の誕生と健やかな成長を祝う日であります。
長い冬を終え、日に日に春の暖かさ感じるこの季節、
皆様の心に一足早い春が訪れるそんな願いを込めて(^_-)-☆